さあここから海遊戯だ!

馬鹿は放っといて縦断道から海へと降りる。

鳩間は集落以外、殆どの道が舗装されていない。
縦断道をこれで良いんかいと不安になって来る程
チャリで走り抜けて着いたのが…、

島仲の浜。
集落から島のほぼ正反対に位置する。

『………』
また、綺麗な海を見て躊躇している。

うろたえてる。

相棒の突っ込みも無いので一人うろたえまくりだ。
早く突っ込んでくれと願っているに違いない。

もしや綺麗な海アレルギーでもあるのか?
少し落ち着いて来たかと思いきや、

やはりうろたえている。
APラダ一人を散々うろたえさせた後は海へと直行だ!

いやあ、他の観光客が来たもんで。
とにかく泳いだわけですよ。
沖合へ向けて泳ぐこと数分、
遂に来てしまいましたよ。

リーフの外の図。

シュノーケルでのリーフ外遊泳の危険性は
黒島編でも説明しましたが、本当に危険です。
特に厄介なのは一度リーフの外に出たら
病み付きになってまた出たくなってしまうこと。
いやあ管理人、珊瑚以外に岩礁とか大好きなもので。
病気です。

むうう…、ダイバーどもはこんな風景を拝んでおるのか…。

素潜りで撮影するのは限度がある。
精々潜れて水深5mだし、それ以前にカメラが保たん。
ウチのμは3m防水だ。最新版は10mまで耐えるらしい。
ま、そこはハウジングでもなんなりと。
これを機に、ダイバーに転向しようかと本気で悩みました。

でもなあ、お金掛かるしダイビング。
機材とか面倒いし。
悶々としながら浜へと戻る。

そうそう、鳩間と言えば星砂の産地でした。
星砂とは、有孔虫の死骸だそうで。
ちなみに鳩間の島仲の海には生きた有孔虫がわんさといます。

竹富で砂金探し並みの苦労をせねば手に入らん星砂が、
ここでは易々と手に入るのだ。
さあ、海から上がって人もいなくなった辺りで、

チビラダが湧いて出た。
一杯いかが?と聞いて来そうだ。
そして、鳩間と言えば鳩間節でも有名だし、
GWには音楽祭も開かれる程の音楽好きの集まる島。
なので、

三線遊戯だ。
…音楽好きの耳に適う演奏であるかどうかは謎だが…。

『………』
敢えて裁定を下さないのが親ラダの優しさ。
話を逸らすように沖合を見たらば、

お、

我らが有村産業の貨客船『飛龍21』だ。
帰りこいつに乗って大阪まで帰ろうと思ったら、
ドック入りで10月まで船は出ないと言われ、
泣く泣く飛行機にした。
まあ…、2年前に経験はしているが外洋は揺られるしな…。
ちなみにこれの他に『海龍』もいるらしい。
飛龍と海龍、オタクには何か微妙なネーミングだ。

『飛龍21』とAPラダ。
飛龍か…。

そう言えばオレは翼竜だったな。
ま、似たようなものだけど。
ちなみに『海龍』は九州ー沖縄本島航路のみの貨物船らしく、
石垣ではお目に掛かれないし、多分一般人が乗れることは無いでしょう。
などと蘊蓄を垂れていたら…、

次第に雲が集まり始めた。
雲の規模と色から言って雨が降りそうなので
洗濯物の心配もあるので宿へ戻る。
海の天気は本当に変わりやすいです。
こと離島は陸とは思わず海と思った方が良いです。
予想通りの夕立。
ヘッドスライディングで宿に戻れたは良いが
1時間しか泳いでないので何だかやるせない。

なので飲んだくれだ。
この人、泳いでいないときは大体飲んだくれている。
漁師かお前は。
雨、雨、雨。

チビラダも退屈そうだ。
そしてミノマイス。

『ほら見たことですか』
ゴロゴロしといて正解。

(第一私、海が嫌いなんですよ)
カノンも。
3時間近く降り続いた夕立でしたが、
夕方には止んでどうにか晴れ間が見えて来ました。


折角なので、日没遊戯に出発だ。

空はすっかり秋めいている。
感傷に浸りつつも何となく。

寄り添う。
サガラダ、結構謎なカップリングだ。
以前にサガマイスがカノンと双子で似ている筈だからと言う理由で
疑似カノラダプレイに動員された過去を説明しないと
この組み合わせはさっぱり判らない。
海竜、双子座カノンが登場してこの組み合わせは
雲散霧消かと思われたが、まあ何となく続いてしまっているのだ。
一見いちゃついているように見えて…、

サガ『沖縄の島々の多くは元来溶岩が固まって出来たものらしい。
海岸線にある岩等は溶岩が海水で冷えて固まったものだと思うのだが、
その岩の割れ目から古代の珊瑚のものと思われる化石が見受けられる
のは、とても興味深いことと思わないか?…(以下、延々続く)』
ラダ『………』

大抵こう言う話のオンパレード。
聞いてる方は結構苦痛だ。
サガ『八重山の離島でも小浜島のような起伏に富んだ島や、
竹富島のように平坦な島があると言うのは…(延々続く)』
お前は地質学者かと問いたくなるが、そんなことは無い。
ただ、岩や地形を見ているうちに興味をそそられた
にわか地質学者である。
ラダ(…眠い…)
で、海竜カノンは、
こんなところに。

配置的に馬鹿全開だ。
て、言うか海に落ちますぜ。

尚も続く講義と演説。
絶対寝てるぞラダマイス。
ともあれ、だんだん日差しは傾く。
APラダ。
アイコ。

何となくな人員配置で何となく日は暮れる。

チビラダと黒島袋。

本当に紛らわしいのだがチビラダお気に入りアイテムなので外せない。
足下にこんなものが。

夕暮の情景を幾つか。

これも何となく。
二人の『チッ』な感じがまた何とも。
腐れ縁系か?照れ屋さん。

こっちの方が腐れ縁系なのだが。
ともあれ講義に夢中のサガマイス。
相方は完全居眠りだ。
写真だけだとラブラブ状態。
そこでふと気配に気付くと、

対岸から野生化した山羊達が見ている。
『はッ…!シュラ!…どれがどれか判らん…』
その数、約10頭。

次第に沈んで行く日。

だが西日は強烈だ。

山羊の大量出現に度肝を抜かれたが、尚講義は続く。
サガ『…与那国島は他の島とは違ってリーフが存在しない分、
また異なった地形が見られると思わないか?』
勝手に講義を振るのは良いが、最後を疑問詞で括られるのは適わない。
ラダ『…わかったわかった、来週与那国行くから』
講義を他所に日は落ちる。

本当に紛らわしいぞチビ。

このまま夕日が海に溶けるのを期待していたのですが…、

ギリで水平線の彼方の雲に消えてしまいました。
残念。
ちなみに、写真の陰はアイコマイス。

以上、鳩間の日没でした。

明日も良い天気でありますように。
大体締めはこいつが来る。
そう言えば、あの人がいないなと思ったら…、

寝てました。

最早夕焼けなどどうでも良いようです。
『今度こそまともな宿へ連れて行って下さいよ…』
絶対に無理。
そしてチビラダも、

疲れたのか黒島袋を抱えてお眠むだ。
気が付けばもう良い時間なので…、

ラダ(サガの奴、今日も長い講義だった…)
これにて今日はお休みだ。
今日も一日ご苦労様でした。
さあ次は、鳩間島3日目だ。