冥界三巨頭+α八重山紀行
『新城島上陸編』
石垣で長いような短いような夜を過ごした後は、パナリこと新城島へ出発だ。

『…新城って?どこよ?』
八重山ではちょっとマイナーな島。
西表島の南に位置する上地と下地で構成される島で、
他の島とは違って定期便が無いので渡航は結構困難。
各島からパナリツアーと言う名で日帰りツアーが組まれているが、基本的に宿泊は出来ない。
島でただ一つ宿泊施設があるのだがそこは広告を出さないので、
基本以前泊まった人の紹介が無いと泊まれない。
かく言う私も、与那国で会った人からそこの電話番号を教わって、予約を取ることが出来たのだ。
とか思っていたら、インターネットの某サイトに電話番号が上がってました…。
すんげー裏技使わないと渡れないイメージだったのに。

ともあれ、居心地の良い宿だったがこれにて撤収だ。

シーサーコンビニで買った茶。
うん、不味い。おかげでちっとも減らないぞ。
この不味さはドクダミ茶に匹敵する。
パナリ行きは朝九時半に西表行きの船が経由するのでそれに乗る。
ので、朝にはここをチェックアウトだ。

こんなお洒落なポストが。手紙が焦げそうだ。

我らが安栄号に乗り、いざ新城へ。
ちなみに、西表島の大原が先か新城島が先か判らないので、
注意しておかないと乗り過ごします。マジで。
新城への定期便は基本的に無いのですが、宿泊施設からの要請があると、
船会社がパナリ行きの船に一緒に乗せてくれます。
ただし、天候不良やその日パナリツアーに行く他の客がいないと渡れません。
出る時も然り。
ツアーが無い時は取り敢えず西表の大原まで渡航し、郵便船を待つそうです。
この郵便船が果たして何時に出るのかは不定。
鳩間行きでもそうだがこの郵便船、離島間の渡航では裏技の代表格だ。
扉はあるのに締めない。クール!

時化の時は締めるんだろなあ。きっと。
で、

我らが安栄号はパナリこと新城島に到着。
何かの行事があったのか、エラい数の島の人達も一緒に降りて行きました。
こんな感じの島。

八重山と言うのは島によって全く雰囲気が違うので面白い。


パナリツアーの方々が、時折見学にぞろぞろと来られます。
で、お宿に到着。


庭に敷き詰められた貝殻がいい感じ。
こんな感じの宿。
和室二つなので、基本相部屋です。
前の通りから丸見えなので、たまに通り掛る通行人から丸見え。
着替える時にちょっと戸惑う。
でもマイス遊戯。

クーラーなどは一切無い構造。
扇風機と自然風だけでいけるぜ。
宿に落ち着いたら早速、

集落を散策だ。

トンネル状の道が。
くぐってみる。

ちょっと怖いの。
角度によって目が猫目になるラダマイス。


基本的にここは周辺の島の方の別荘地なので住人は殆どいません。
まあ、観光客には出くわすけどね。

基本人が住んでいないので、閑散…と言うか、
生活感の無さがゴーストタウンを思わせる。

ちょっとノスタルジックな気持ちにさせる消火栓。

鬱蒼とした樹々が道の上を覆う。

アイコマイス登場。


集落は小さいので10分もあれば一回りできます。
取り敢えずいったん宿に戻る。

ミノマイス登場。
いやあ、宿泊客は殆どいなかったので。

『………』
遂に和室二間の相部屋。
ショック症状でも起こすんじゃないかと心配になる。

でもまあミ様、景色は良いですよ。
『プライバシーは全くありませんがね』

裏部屋があるのですが、名の如く物置です。
その夜ここで寝た方がいたのですが、もの凄く大きなゴキブリが出没したとか。
いや、蚊の方が心配だよ。
ともあれ、お昼もそこそこに浜へと向かう。

ノッチ(波の浸食で削れた岩)が見事だ。

『海岸と私』

敷き詰められた珊瑚の骨と戯れるラダマイス。

チビラダ登場。

大好きなチビチビヤドカリを追う。


チビチビヤドカリの図。
が、

『こら。小動物を苛めるんじゃねえ』
ラダママに押さえられる。
そう言うチビも結構な小動物だ。
ラダパパことAPラダも登場。

そう言えば…、チビラダって何時からチビ呼ばわりされたんだ…?
確かに、最初はミニラダと表記されていた。

…でもま、いっか。
確かに、ここで悩む問題じゃない。
そろそろご飯の時間なので宿へと戻る。
ここは飲食店が全く無いので三食宿から出るのだ。
お昼食べに戻るのが結構面倒臭いっす。
昼食の図。

波照間の民宿『たましろ』程ではないが、完食に手間取る。
多いよ、量!
ソーメンチャンプルーにご飯。W炭水化物。
さあ、ご飯を食べたら早速泳ぎに行くぞ!

…て、砂浜へはどっちだ?
その後合流した人に浜への行き方を教えて貰いました。
ちなみに、南側の浜がとても綺麗なんだけれども、
行くにはとても遠いと言われました。
ふうん。
南の浜への行き方は二つ、海岸沿いに島を一周するか集落からジャングルを突っ切るか。
新城島、人口は少ないが結構広いのです。
ジャングルを通る方法があるが、女の人はやめておいた方が良いと言われました。
まあ、危険だしそうだよなあ。
こと、若い女はやめておけと言われたので、
そう言われると気になって『変質者でも棲んでいるのか』と聞いたのですが、
曖昧な返答で茶を濁されました。
うわあ!気になる!
ともあれ、

北側の海岸に到着だ!
ここでも十分に綺麗じゃないですか。
しかも、人、いないし。

なのでまあ早速、
海岸遊戯だ。

綺麗な海を見るとガッツポーズのカノマイス。
カノマイス恒例の、

『神だ!このオレが大地と海の神となるのだーッ!!!!』
綺麗な海を見たら叫ばすにはいられない。
多分、大阪湾では叫ばんと思う。
そして、

海に臨むアダンがあれば登らずにはいられないのが彼。

『…よし、今日の昼寝ポイントはここに決まり』



アダンとアイコ、ごろ寝遊戯。
そして、

ミ様。

このまま×を描いたらアイコが落下して来るんじゃないかと、
思ったようですが、砂粒が粗くて×を書き込めませんでした。
無念。
ともあれ、

遊戯はそこそこに海へと直行だ!

海に入ってすぐ珊瑚礁。
これには少し驚きました。

サガマイスの髪パーツのような色の青珊瑚がいっぱい。
どう言う譬えだ。
皆さん、青珊瑚に思いを馳せる時はサガマイスの髪の色で連想して下さい。

珊瑚に夢中になっているとすぐに深いところへ行くので、
シュノーケルに慣れない方はちょっと危険かもしれません。
足のつかないところでパニックになる方など得に。

リーフが基本的に無いので気が付けばもうこんなところへ。
恐らく珊瑚の育成には描かせないことだと思うのですが、
ここの海、基本的に水温が低いです。
だから岸の近くまであんなに珊瑚があるのかしら、と。
ともあれ、海から上がる。

ああ、良い海であった!


しっかし、誰もいないなー。ここ。
なので、

三線遊戯だ。
今回は石垣で発見した新アイテム、カンカラ三線の登場である。
カンカラ三線とは敗戦直後の米軍統治下時代、
収容所の捕虜達がミルクの缶にパラシュートの紐で即席三線を作ったのが起源らしい。
蘊蓄はともかく、

カンカラ三線遊戯。

良い感じだ。
そして何と、

『もう一本あるぜ!』
こう言う小道具の買い漁りが旅先では結構な出費となる。
なので早速、

カンカラ三線ズ。
ちなみにチビチビ三線はありませんでした念のため。

本格的な三線より、カンカラの音が何故か好きです。

何か凄い迫力。
三線の枠を超えてギターにも見える。
何故なら…、

マイスの規格に対し、かなり大きいからだ。

でもいい感じ。
どんな音が出ているのか想像付かないが。

誰も聞いてない、誰もいないので好き放題。

『聞け、オレのストリンガーノクターン!』
…誰も聞いてません。
海で叫ぶカノン、ガジュマルに登るアイコに次いで、
旅先での奇行に殿堂入りしているのではないだろうか。

『よし、大分上手くなったんじゃないのか。オレ』
そんなことは全くありません。
気が付いたら突っ込んでくれる人もいません。
一方チビラダは…。

親ラダの奏でる変な音色何か無視して貝殻収集に繰り出しますが…。

気に入った貝殻が見当たりません。
うわあ、悔しそう。

チビラダと海。

横顔がやっぱりラダマン。
ともあれ…、

これにて今日はさよならだ。
妙な手付きのAPラダ。

また明日。
大体締めはこいつが来る。
で、夕方は新たに宿に来られた方達と、夕日を見に行っていました。


この時期、台風11号が発生していたのですが、八重山を避けて沖縄本島を直撃、
風は強いが基本的に晴天続きでした。
しかし、その一方で久米島の被害は甚大だったようです。
そして夜は恒例のお星見でした。
基本的に一人歩きが禁止されているようなので、集団行動を義務付けられました。
うう、退屈…。

ヤドカリ発見。
ところでヤドカリとヤシガニって、何でこんなに似てるんだろ。
まあ、生物学上の系統が近いのは判るが。
何でヤドカリって、喰えないんだろう。
あんなにヤシガニに似てるのに…。
大きなヤドカリを見ると、ついついそう思う。
そんなこんなで、もうお眠の時間です。

家屋の構造上もの凄く蚊が出るので蚊帳は必須である。
良いなあ、蚊帳。
お姫様ベッドの天蓋みたい。
もの凄くドメスティックだが。
まあ良いからお寝むだ。

大胆枕チェック。

『これは今までに無いタイプだ』
相部屋が席を立った隙になんて大胆な。
さあ明日も泳ぎに行くぞ!