WST マイス in ギリシャ
サントリーニ→ピレウスを経て現在アテネ中心部のシンダグマ周辺に滞在中の管理人。ともあれ、晴れたらスニオン観光に行こうと思っていた。
スニオン編
一夜明けて、朝。

寝起きの良いカノン。
『良い朝であるな!』
正直、一昨日が曇天で昨日が雨だったので、今日の天気はどうなるのか自信が無かった。

スマホの天気予報、あんまアテにならないし。
『もちろんアテネに合わせてあるぞ』
結果は、

快晴。
雲一つない。
朝からこの日差し。

一昨日昨日と悪天候だったので心配だったが、晴れたのでスニオン行きを決行。
九時半のバスに乗るため、朝食もそこそこにフィレリノン通り沿いにあるスニオン行きのバス停を目指す。

バス停はちょっと離れた所にちょこんとある。
確かに、シンタグマ広場の前にバス停が集中しているので、見落とす場合があると思う。
で、現在9時15分、ちと早いがバスを待つことととする。

道路は南側一方通行。向こうに見えるのはロシア教会。
9時30分現在、…定時だがバスは見えない。まあ、定時運行なんて、日本だけだもんな。
9時45分、…船だって30分遅れで来たんだ、そのぐらい遅れるだろう。
9時55分、…アバウトな国民性だからなあ。
10時5分、…本当に来るのかこのバス路線?やっぱりオフシーズンなので運行していないんじゃないのか?
ここからが判断の分かれ目、この先、来るかどうかわからないバスを待つことが出来るのか。
前日参考に読んだサイトのレポートでは、40分待ったとあった。
既に40分待っているが、まあ多分、一本は来るんじゃないのかなと楽観的憶測のもと、取りあえず正午まで待ってみることとする。それでも来なければ考古学博物館へ直行だ。
と、言う訳で肚を括って待つことにした。しかし、ここのバス停、ポール一本でベンチも何も無く、周りに座れる所も無い。
その上、フィレリノン通りの交通量が結構多いので、しこたま排気ガスを吸う。
それから、どれだけ目の前で路上駐車が入れ替わり立ち代わっただろう。
やがて、バス停に青年と中年女性が現れた。人が集まると言うことは、バスはあるのだろう。
10時35分、遂にここに立ってから1時間20分が経過した。その間、なめこに餌をやったり、まとめサイト読んだり、立っている場所に日差しがやって来てじりじり逃げていたしてなんかしていたと思う。
一緒に並んでいる青年も流石にそわそわしている。現地人も来るかどうかわかってないのか?
で、10時40分、それらしいバス登場。
参考にしたサイトではおんぼろと言われていたが…観光バスみたいじゃないか。

この内装。何処のリムジンバスかと思った。
勿論、海が見える進行方向右に座る。
何かの観光バスに間違えて乗ったかとも思ったがそこはそれ、表示にスニオンと書いてあったので多分間違いは無いだろう。

で、バスは一路南へ。
バスはグリファダを抜けてアポロ・コーストへ。

天気が良いので海がきれいだ。
道中、ずっとグリファダで途中下車したかった…。
サントリーニでもそうだったが、

何でこんなに海きれいなんだギリシャ。

なんだこの海の透明度は。
アテネ市内からスニオン岬までは二時間。

その間、アポロ・コーストの風光明媚な景色を延々走る。
バスは沿岸を離れて一旦内陸へ。

そう言えば、スニオン行きは海回りと山回り路線があるらしい。
山回りは路線はオモニア駅の向こう、国立考古学博物館の近くから乗らねばならない。
バスは観光バスそっくりだが、地元密着型のバスなので結構現地の人が乗り降りしていた。
走行中に写真を撮るのが下手なので上手く撮れていないが、アポロ・コーストは場所によってはお金持ちの別荘が軒を連ねている。

その中のどっかにソロ邸があると思うと何だか笑えてしまう。
ちなみに、この路線の運賃は乗車後支払う。
グリファダを過ぎた辺りで集金係が乗って来て運賃を回収するのだ。
某サイトは4.3ユーロ(2003年時点)、地球の歩き方には5.75ユーロ(おそらく2011年時点)、実際に請求されたのは値段は6.3ユーロ(2012年4月現在)。
うん、ジリジリ値上がりしてる。しかし、日本で同じ距離の路線を乗ったら片道1500円は軽くするので、国は違えど破格と言えば破格。
そうこうしているうちに岬が近づいて来た。

岬の上にちょこんと聳える神殿、あれは…。
聖地、スニオン岬。

何か、カノンが立っていた岬と全く地形違うけど、ま、いっか!
で、バスはほどなく岬に到着。

こんなバスです。
…どう見ても観光バス。
バスの運ちゃんに拙い英語で帰りのバスの時間を聞こうと思ったが、外を見たら看板に貼ってあった。

…が、見事にギリシャ語のみ。
毎時30分と昨日旅行代理店で聞いたが、この時刻表を見たら、どう見たって2時間置き運行じゃねえか…。適当にあしらったな、あの旅行代理店の兄ちゃん。
で、先に触れた通り、このバスは海ルートと山ルートの2路線がある。一見どっちがどっちなのかさっぱりわからん。わかるのはどっちもアテネに行くことぐらいだ。
ブログでは偶数時ジャスト発が海ルート、偶数時30分発が山ルートと推測したが、一体何を根拠にそう思ったのかさっぱりわからない。
多分、海ルートのバスが30分に着いて、すぐに発車しなかったのでジャストタイム発と推測したのだと思う。
とにかく、バスを降りた観光客に続いて神殿へと向かう。

拝観料はほんの4ユーロ。
11〜3月はなんと無料らしい。…そのかわり、バスあるのかな…。

岬周辺の風景パノラマ。
スニオン岬と言えば海龍カノンファン最大の聖地。

『遂に来てやったぞ!念願のスニオン岬へ!』
そして、ネタだらけのギリシャで、唯一簡単に日帰りで行くことのできる聖地である。
で、ポセイドン神殿が。

あの柱のどっかに詩人バイロンの落書きがあるらしい。
バイロンはともかく、神殿と私。

『正直、バイロンは名前ぐらいしか知らん!』
バイアンは知っているのだがな。
ポセイドン神殿の図。

岬の上に神殿って、オシャレだなポセイドンも。
我が物顔カノン。

お前じゃない、ポセイドンの神殿だ。
本日快晴なり。冗談抜きで雲一つない。

『当たり前だ!俺は天候の神に好かれておるからな!』
愚弄されたりもして来たが、今回は好かれている。
火山島ツアーも快晴だったしな。
神殿撮りまくり。


神殿内は立ち入り禁止なので柵が施されており、園芸員のオッサン達が監視をしていた。

神殿の見取り図。

………。

『…で、どの辺に岩牢があるのだ?』

まあ良いか。
岬から海を望む。


風が気持ちいいし、海が凄く青い。
コミック見て気付いたが、岬の形は全然違うけど周囲の風景は結構忠実なんだよな。

その辺はきっちり写真を資料にしたのかと妙に納得。

カノンinスニオン。
ここに来たらやることは一つ、

『神だ!!このカノンが大地と海の神となるのだ!!』
まさか、ご当地シャウトを本場スニオン岬でやる日が来るとは。

『アテナとポセイドンにとってかわり全てを支配するのだ!』

『ウワーッハハハハ!!!!!!』
ご当地シャウトの最高峰。

『どうだ!来てやったぞスニオン岬!!!!』
これの為にギリシャに来たと言っても過言ではない。
観光地で何を馬鹿なことをやっているのか。
ちなみに、構図が大胆なのは、次のバスの時間が来て周囲の観光客が一斉にどっか行ったから。