WST マイス in ギリシャ
アテネ市内中心部に辿り着いた管理人。
ホテル周辺とプラカ地区を徘徊してみることとする。
プラカ地区・ローマンアゴラ編
ホテルに着いて落ち着く間もなく散策に出た管理人。
まずは何を確認しに行ったかと言うと、

そう、スニオン岬行きのバス停。
目立たないし、見つけにくいと旅行ガイドにあったので、前日のうちに場所を確認しておこうと思ったのだ。
その為にわざわざバス停直近の場所の宿に泊まったのだ。
問題は、時刻表ないし、わからない。
京都の嵐山よろしくハイシーズン以外は営業していない可能性もある。こればっかりはネットで下調べできなかったので、周囲の施設に聞いて回るしか無い。
まず、メトロのインフォメーションカウンターで聞いてみた。バスのことは知らんと言われた。
何処で聞いたらわかるかと聞いたら、旅行代理店で聞けと言われた。
なので、バス停の近隣に旅行代理店があったのでひとまず聞いてみる。私の英語が拙く理解力が無いので、カウンターの兄ちゃんも筆談を交えて必死こいて教えてくれたが、こっちが聞きたいことの半分も伝わらない。
バスが何時から何時まで出ているかは教えてくれたが、逆にスニオンからのバスは何時かと聞いたが、丁度他のお客が来てしまったので「知らん」と追い返された。
スニオン行きはシンタグマ周辺から毎時30分に出ているが、帰りバスの時間は全くわからない…。
ま、良いか。行ってみたら何とかなるだろう。
と、言う訳でスニオン行きの時間だけ確認してプラカ地区を徘徊。

プラカ地区のランドマーク、ミトロポレオス大聖堂であるが…、
がっつり工事中だった。

紅白幕のようなシートが哀愁を誘う。
これは、2008年に本能寺を訪れた時以来のがっかり感だ。
そのまま道なりにローマンアゴラ近辺を彷徨う。

道なりに歩いていると、風の神の塔が見えて来た。
一世紀に建てられた、日時計・水時計・風見の三役をこなしていた塔だ。
一世紀と軽く言うが、よーく考えたら二千年前に建てられている。
風の塔のお向かいの味のある廃墟。

前のベンチも滑り落ちないのか気になる所。
風の神の塔の入場料は確かほんの4ユーロか5ユーロだったと思う。

『勿論営業時間外なので、外から見るだけだ』
ともあれ、そのまま道なりにプラカ地区を行く。


この辺はかなり景観に気を使っている。
いかにも欧州の観光地と行った風情。

『いや、ピレウスとかシンタグマ周辺の煤けた感じの町並みも好きだがな』
まさに実写版聖闘士星矢。


アクロポリスが近いので、この辺りはお土産物屋さんやタベルナ、レストランが建ち並ぶ。
レストランとタベルナ、どう違うの??タベルナ=大衆食堂の認識だったが、外観ではついぞ見分けがつかなかった。値段もタベルナの方が安いと言うがさっぱりわからん。
タベルナと違って、レストランはチップがいる。

『京都に喩えるならば、この辺は先斗町ぐらいか?』

何か絵になる。
特に予定もないので道なりにうろうろ。

『…先斗町と言うか、裏寺通りぐらいじゃないのか?』
これまたマニアックな喩え。
街角のあちこちに教会がある。

京都も民家よりも寺が多いだろって地域あるしな。
宗教と生活は密着している。


ここにも小さな教会が。

背後にはアクロポリスの丘が見える。

『勿論営業時間外なので外から見るだけだ』

見晴らしの良い場所からアテネ市内を一望。

西日がカメラに反射して幻想的。

『ちょっと覇者になった気がするな』

眼下には古代アゴラと、アタロスの回廊が見える。
更にセオリアス通りを道なりに歩いていると、

こんな岩場に辿り着いた。
お向かいには、アクロポリスが聳える。

アクロポリスと言えば、アテナ神殿がある訳だが…。
この辺に十二宮が存在し、観光地のど真ん中で死闘を繰り広げているのかもと想像すると、何かちょっとした腹筋トレーニング状態になる。
夕日とアクロポリスが見渡せるちょっとした丘なのだが、この辺で星矢は修行していたのかと思うと更に腹筋トレーニング状態。
確かに冒頭観光客の目の前に現れてビビらせてたし。

日没の時間なので結構観光客が昇っていた。
向こうに見えるのはリガヴィトスの丘。

…スターヒル?…いかん、やっぱり腹筋…。
見晴らしが良い所へ来ると沸いて出てくるのがこいつ、

名物、ご当地シャウト。

『神だ!このカノンが大地と海の神になるのだ!!!!』

『勿論アテネ市内もこのカノンの手中に収めてくれるわ!全てのものがこのカノンにひれ伏すのだーッ!!!!』

『…そんでもって、一日も早いユーロ問題の収束を望むわ』
それこそ、次来た時には通貨がドラクマに戻ってそうだ。
断じて聖域はアテネ市内に無いと思う。

『…もしこんな市内にあったら、宮から宮の移動はバスかトロリーだな』
何と現実的移動手段。
アクロポリスとサガ。

『…まあ、ギリシャの何処かに聖域はあるのであろう』
実はマケドニアかブルガリア辺りにあったら、流せる涙も無い。


そうこうしているうちに日は傾いて行く。



いよいよ夕暮れです。

この時点で現地時間は午後8時ぐらい。
欧州は日が長い。

帰るのかと思いきや、周辺をぶらぶら。
遺跡が目印になる分、結構土地勘を掴みやすい。

超方向音痴の私が言うのだ。間違いない。
で、日が暮れて観光客が疎らになった所で再度風の神の塔をリベンジ。

何でこの人かは言わずがな。
風の神の塔、アクロポリスと非常に美味しい構図だが、それ以上に路上駐車が存在感を放っている。
決死のトリミング。

『もうそこは、5ユーロ払って入場しろよ』

撮影もそこそこに、ホテルの方面へと戻る。
アギオス・エレフトリオス教会。

ミトロポレオス大聖堂の隣にちょこんと存在する。
ビザンティン様式の教会。
遺跡を目印にすると迷いにくいが、教会を目印にすると似た教会が幾つかあるので結構難儀する。

『ビザンティン様式が流行していたので、辻にある教会とか結構似通っている』
その後、すっかり日も暮れてマイスの撮影は不可に。
腹が減ったので、適当なタベルナかレストランで夕食にしようかと思ったが、何か気に入った店が無い&踏ん切りが付かない。
踏ん切りが付かないままプラカ地区を徘徊して、漸くホテルに戻って来た。

『ただいまやねん』
全く出番の無かったラダマ。
で、晩ご飯はなんと、ドッグスタンドのパニーニだ。

『閉店価格で半額でしてん』
そう言えば、途中でチラシを貰ったが、ピザ屋のクーポンがギリシャ語で読むことが出来ず、何がどうお得なのかさっぱりわからないで涙を飲んだ。
…現地の言語はできるだけ知っておいた方が良い。
ご当地飲料。チョコドリンクだ。

………。

『ギリシャでは、ミロはミルコになるらしい…』
新発見。
味は沖縄ご当地飲料ブルーシールのチョコドリンクに近い。
軽く夕食をとって入浴した後は、地球の歩き方や、スマホで検索してスニオン岬への行き方を予習。
朝9時半のバスに乗ることにした。帰りのバスは何とかなるだろうきっと。

で、明日の予定もあるので早々に就寝です。
とりあえず、明日もし晴れたらスニオン岬へ向かい、もし天気が悪かったら市内観光に切り替えようと思う。

『フン、晴れるに決まっておるわ』
やたら自信満々のカノン、明日の天気はどうなることやら。