2010年ラダマイス誕遊戯。
ホテル遊戯 お誕生会編
アラサー秒読み女の孤独な遊戯は尚も続く。
ラダマが大浴場で散々な目歓待を受けていた頃、部屋にはこんな連中が涌いていた。
ダブりだらけのWSTではお馴染みの双子座二軍兄弟だ。
『…誰が双子座二軍だコラ』
水入らずの筈が…。

堂々と入室。
サガ『なかなか良い部屋ではないか』
撮影の具内でこんなにナイスな悪人顔に。

『フッ、ラダと水入らずなどこのオレが許すものか。目の前で寝取ってやるわ』
やっぱりこいつはカノンだ。
で、早速ウエルカムのお菓子に注目。

カノン『お菓子があるぞ!』
サガ『…ああそうだな』
ジャパニーズクロゼットとサガ。

『布団は押し入れか…』
布団の上げ下ろしはセルフサービです。
『…………』
二カ国語の説明書きを読む。
和のテイストと言い、外国人観光客をターゲットにしているのは明らか。

で、欄外のアメニティーの料金に注目。
二カ国語で案内されているけど、

『…持って帰る奴でもいるのかね?』
作務衣はともかく、タオルは少しびっくりした。
ホテルのアメニティーなんて性善説を根拠にしないとやって行けない気がする。
酷い客は根こそぎ持って帰ると聞くし。
一方弟はと言うと、

『喉が渇いたから茶を沸かすとする!』
こうして見ると海龍カノンとキャラはそう変わらん。
ああだから二軍と言うのはさて置いて、

当然お供は梅昆布茶。
それも●横インで飲む時間がないからパチって来たものだ。

カノン『ふざけるな!梅昆布茶など誰が飲むか!言語道断だ!』
入れた!

サガ『…こらこら、食わず嫌いも程々にせんと困るぞ?カノン』
カノン『何が『こらこら』だ!人の話聞け!』
聞かないのはこの世界ではデフォルト。
折角沸かした湯が梅昆布茶に汚染されてしまった。

『ちっ、しゃあない、冷蔵庫でも探すか』
運が良ければ冷たい飲み物があるかも知れないし。
飲み物は無かったが、

『!』
謎の箱はあった。
そして、

小腹も空いたのでお菓子を戴く。
そこに、

大浴場から二人が戻って来た。
サガ『良い湯であったな』
結構ないちゃいちゃモード。

ラダマ『…もう、悪ふざけは程々にせんとあかんで』
サガ『では内風呂でこの続きをやるか?』
そうこうやっていると、

『…………』
何だお前等は!

水入らずつもりだったのでびっくりするのも無理は無い。
でも、ゲストは多い方がネタになるし。

ラダマ『オレの菓子を勝手に喰うな!』
ラダマのものと言う確約も無いが。
カノン『勝手に喰って悪かったな。…勿論、次にお前を戴くがな』
盗人猛々しい。それが双子座カノン。
一方、

聖闘士サガ『…貴様!一体誰の許しを得てこんな真似をしている!』
まるで自分の許可でないと入れないような口振り、流石は影の実行委員。
冥闘士サガ『…フ、まあそう慌てるな。お前の分も淹れてやる』
勿論、聞いちゃいない。流石はサガ。
ハプニングとしか言いようの無い刺客に狼狽するサガ。

『ここで連中が現れたと言うことは…!』
冷蔵庫に飛び込む、

サガ『私の買って来たケーキは無事か!?』
謎の箱の正体はお前か。
開けてみたら案の定、

『…な、なんてことだ』
無事なのは無事なんだが、

サガ『ケーキが…、二つに殖えておる…』
ラダマ『…ええやん。喰われた訳ちゃうし』
どっちがどっちかは別として。

サガ『馬鹿な…私は一つしか買っておらんぞ…』
犯人は私だ。

冥闘士サガ『折角だから私も相乗りしておいたのだ』
聖闘士サガ『紛らわしい真似するな!』
全くだ。
この人、去年はまだいませんでした。

サガ『…折角のお前の誕生日だからな。日頃の感謝も込めてお前にケーキを渡しておこうと思ってな』
ラダマ『…あ、ありがとうなのだ…』
気持ちが有り難いが、待遇は変わらない。それが冥界。

冥闘士サガ『フ、礼には及ばん。ただ強いて言うならお前の身体で払ってもらいたくはあるがな』
ラダマ『………』
しむら〜、後ろ〜。
忠告しないラダマもラダマだが、

見事ヒット!
あちゃーと思ってはいたが、

聖闘士サガ『何を戯けたことを!寝言は寝て言え!』
冥闘士サガ『…ならばベットの中でたっぷりと囁いてやろう…』
減らず口も忘れない。
そう言えばさっきからカノンの行方も気になるところだ。

何と、呆れるラダマを虎視眈々と見ている。
で、
抱きついた!
カノン『オレは姑息に食い物で釣ったりはせん!この身体を捧げるのみだ…!』
ラダマ『お前、いっつも同じ事言うとるやろ!』
それを世間では手抜きと言う。
今年は押しが半端ではない。
のしかかった。
カノン『オレのイチモツをお前に捧げてやる!今から24時間、お前の望むがままに出し入れOKだv』
ラダマ『そんな、駐車場じゃあるまいに…』
勿論理由を付けてやりまくりたいのは明白だ。
勿論、サガの怒りっぷりも半端ではない。
流石にビビる。
ラダマ『ちょ、カノン!ちょ…!』
カノン『そんなに照れるなラダv痛くはせんぞ♪』
-中略-
苦悶のカノン。
サガ『冗談は顔だけにせんか!そのイチモツをくの字に折られたいか!』
ラダマ『…怖かったのだ〜…』
何が怖いって?勿論サガが。

サガ『24時間出し入れ自由だと!?笑止!これとそうするのは他ならぬ私なのだ!』
ラダマ(…誰が勝とうが負けようが、結果は一つだからオレにはあまり関係ないのだ…)
取り込み中悪いんだけどさ。

冥闘士サガ『…ケーキが温くなるぞ』
『!』
そりゃそうだ。
で、気を取り直してお誕生会続行。

イチゴをふんだんに使ったスイーツなのだ。
一昔前では『喜び組』とも言いました。

まるでハーレム状態。
こんなに酷い顔でなんでここまでモテるか謎と言えば謎。
ラダマ(…本来ならば、こう言う場所に座るのってアテナとかじゃないのかね…)
ハーレムと言っても、同じ顔ばかりだが。

ともあれ、ケーキを食べるのだ。
早速賞味。

どっちも旨いのだ!
これも定番。

聖闘士サガ『では、どう旨いか私にも味見させてくれv』
ラダマ『!』

双子座類はだいたいこれ目的でケーキを買う。
冥闘士サガ『こら、はしたないぞ聖闘士の私』
と、言いながら、

冥闘士サガ『確かに、これは美味しいな♪』
聖闘士サガ『こら!貴様まで何をする!』
ラダマ、窒息してますって。
で、カノンが現れないと思ったら。

カノン『確かに。これは旨いぞ』
横取りしていた。
サガ『勝手に喰うな!』
神出鬼没、それがカノン。

序でに横取りカノンと言う有り難くない称号も持つ。
ソースの具合でそうなったのだが、

間違えて海龍カノンを持って来てしまったかと言いたくなるアヒル口っぷり。
で、のしかかる。

カノン『無粋だな愚兄。こんなものはこうして喰わすのだ!』
取ってないでたまには与えろ、と。
聖闘士サガの怒りっぷりが凄まじい。
色々ありましたが、

完食です。
ラダマ『美味しかったのだ♪』
それにしても…、

『甘いもの食べ過ぎで少し喉が渇いたのだ…』

冥闘士サガ『茶ならば既に用意してあるぞ』
ラダマ『おおそうか、サガ。気が利くな』
まさかと言いたげなカノン。
それはやっぱり、

梅昆布茶だ。
ラダマ『そんなもんケーキの後に飲めるか!』
カノン『まだそんなもん持っておったのか貴様!』
冥闘士サガ『馬鹿な!梅昆布茶の何が悪だと言うのだ』
聖闘士サガ(そんなもの、お前のセンスの方が悪だ)
ナイスな指摘。
実は、ホテルのアメニティで常備されておりました、梅昆布茶。

『♪』
散々馬鹿な誕生遊戯を披露した後は、もう寝るばかりです。