WSTマイス釧路・根室紀行
根室-釧路車窓編
バスの40分後に根室行の列車が出る。
…それにしても、根室・釧路間の高速バスが何となく爪弾きな気がするのはそれで良いのだろうか…。
バスなのに費用もそんなに安くはなく電車よりも時間が掛かる。
結局、往復JRを利用していた。

次の電車は16時9分発。
根室駅は危険防止のため列車が来て乗客が降りてからの改札となる。
到着まで20分強あったのだが、他にやることもないので何となく並んでいた。
本当にやることもなかったからだ。
取り敢えず、帰りも海側の席を確保しなくちゃと思っていた。
お待ちかねの列車到着。

席取り騒動
乗ってびっくり、行きと同じ電車かと思っていたら座席が固定式のものだった。
皆進行方向に向けて座りたいのでちょっとしたパニック状態。4人掛け進行方向逆ならまだしも二人掛け
進行方向逆はちょっとしんどい。
こっから乗るのは9割以上観光客なので、基本終着駅の釧路までずっと降りない。2時間半電車に乗るので席取りには必死なのだ。
乗客のじいさまばあさま方が必死に「なんじゃ!動かんのか!」と必死に動かそうとする。
何故かと言うと思わせぶりなレバーがあったりして何となく動いてくれそうな気配がするからだ。
パニックに陥ったじいさまが私に向かって「(座席を立って)シートを回転させてくれ」と言ったが、残念ながら席取りは早い者勝ちなのだ。それに、進行方向が取れないだけで全く座れないわけではないのだ。
結局、私もパニックのまま何を言われているのか分からないので、無視せざるを得なかった。
当時、私ともう一人の一人旅の男性が向かい合わせに座っていたので、もしかしたらじいさま達も私がその男性の隣の通路側に座り、自分たちに進行方向席を譲れと言いたかったのかもしれない。
そして、誰かが駅員に聞きに行って「シート、動かないんだってさ」と言ったことでこの騒動は終結した。
あれだけ混乱してたけど、皆、座れてるじゃん…。

何とか進行方向窓側席は死守した。
何も考えず並んでいたが、並んで良かった。

日本最東端の東根室駅。

昆布干し場。

落石駅。

さようなら根室半島。

列車は丘陵地を駆けていく。

一面長閑な牧草地帯。

茶内駅。
銭型のとっつあんの看板はうまく撮れなんだ。
そんな茶内で行き違え待ち。
そしてさらに列車は釧路へ向けて走る。

やがて沼のような川が見えて来た。
厚岸の湖沼地に入った。
うっかり丹頂鶴が写ったりする地帯だが、今回は流石にうっかり写ってはいなかった。

湖沼は川から湾へと変化していく。
夕刻なのでトワイライトアワーよ、良い絵を撮るわよ!と意気込んでいたが、車窓からそれを撮るのは何かと厳しいものもある。

ここの一帯も野鳥の観察センターがあるのだと言う。

そして厚岸湾に。

そして厚岸駅到着。

また一面の牧草地帯に。

この列車、警笛が鳴る度に鹿がわらわらと避けていた。もう、奈良公園かと言うほど。
連中、夜行性なのか結構集団で行動していた。当然ながら鹿の写真は撮れていない。
そして、いい加減日も暮れて寒くなったので窓を閉めた。

丹頂鶴がいたので思わず撮ったがこのとおり。
牧場の中にいる2つの白い点が丹頂鶴だ。
光りが足りない&外の景色が写り込むので撮影はここまで。

と、いう訳で釧路に到着だ。
今時珍しい看板型行先表示。

折り返し厚岸行きになる。

ただいま釧路駅。

そして、この電車は19時発の特急列車と接続する。
つまり、日帰りで根室観光ができて札幌へと戻れる仕様なのだ。

乗らないけど撮ってみる。
バス騒動

個人的には根室へは高速バスで来たかった。
何故ならホテル最寄りで降りられるからだ。
駅からホテルまで一キロ近くはあるので今回路線バスを利用しようとした。
が、どっから乗って良いのか分からないので出発待ちのバスの運転手さんに聞いてみた。
「フィッシャーマンズワーフ行きのバスはどこですか?」 と聞いたところ、「十字街で降りた方が良い、バス停はこっち」と親切に案内された。

漸くやって来たバスの運転手さんに「フィッシャーマンズワーフに行くか?」と聞いたところ、「行かないよ」と言われ他の乗り場に回された。典型的なたらい回し。
そして、ここならフィッシャーマンズワーフに行くと言われた乗り場で再び運転手さんに聞いてみたところ、「行くけれど、十字街で降りたほうが早いよ」と言われる。
釧路在住の方や釧路市内の地理に詳しい方ならご存知だと思うが、フィッシャーマンズワーフまでは駅前の大通りを真っ直ぐに進むだけなのだ。
明日の空港行きのバスの乗り場を調べるためフィッシャーマンズワーフに行きたかったので、バスに乗り続けた。
運転手さんにもサラッと言われたが、今乗ったバスは循環バスなので、まずは十字街に停車した後、市内を回って最後の方にフィッシャーマンズワーフへ着くのだ。
だから、運転手さんたちは口を揃えて「十字街で降りろ」と言ったのだ。
別にホテル行く用事しかないしまあ良いかと思ってバスに乗り続けたが、やっぱり時間の無駄と思えないこともなく自らの想像力と理解能力の無さに内心涙した。
次はホテルだ。