WST マイス in ギリシャ
予定も無く道なりにコロナキ地区を徘徊する管理人。
無名戦士の墓編
庭園を道なりにうろうろしていたら、ヴァシリス・ソフィアス通りに出た。

バス停側で長毛の野良ニャンコ発見。
カメラを構えるとあっちを向く不条理。
ニャンコを構うのに夢中になっていた所、

民族衣装と軍服の方々がご登場。
付いて行ってみた。

無名戦士の墓の衛兵交代のようだ。

このように、無名戦士の墓の前では衛兵がまさに直立不動、微動だにせず番をしている。
ついつい見てしまう。

ここで立ち見している奴は観光客であると言うバロメーターにもなる。
写真には無いが、交代の景色は迷彩服の軍人さんがばっちり見張っている。
観光客が物珍しがって一定の線を越えたりすると、警告するのだ。

従って、交代式の見物に夢中な観光客の財布や貴重品を盗る不届き物はいない…はず。

独特の動きと様式で移動する。
民族衣装とは言え、なんでスカートにタイツなんだと足を振り上げるたびに疑問にかられた。

独特の摺り足で移動するので、彼らの移動する所のタイルは擦った後が付いている。
交代式終了。

無名戦士の墓とは、戦争で亡くなった身元不明の兵士を弔った墓で、世界各地に存在する。
レリーフの左右にツキジデスの言葉が書かれる。断じて落書きではないし、ここを落書きした日には見張りの軍人に撃ち殺されるに違いない。
まさか、衛兵と軍人が見張っている中、マイス撮影する気は更々ない。

墓の周囲にも色んな言葉が書かれているが、さっぱり読めない。
まさか、『少年達よ…』では。

『ここまで来て、それは刻まねえよ』
目の前に聳えるはギリシャの中心部、国会議事堂だ。

ご存知、シンタグマ広場、国会議事堂周辺は暴動の舞台として度々ニュースに出て来た所だ。
2012年の2月と、5月頃にも暴動があった。
故に、

周辺には武装警官が多数配備され、常に警戒している。
写真に撮る気など更々ないが、小銃を構えた軍人とも多数すれ違った。
財政破綻やそれに伴う政治不信で、常に一触即発の状態なのだ。
アテネ大学編
くわばらくわばらとハネピスティウ通りを北の方に歩くと、

アテネ大学が見えて来た。
シンボル、アテナ像。

左にアテネ、右にアポロン。
きっと、怠惰な学生はその盾でぼこぼこにするに違いない。
屋根の下の三角形部分はアテナ誕生の図が掘られていると言う。

当たり前だが、どこにも城戸光政のオッサンは見当たらない。
神話のアテナって、ゼウスの頭かち割って中から登場し、しかも産声は雄叫びと言う、非常にエキセントリックな桃太郎状態で誕生しなかったか?
図書館にしても然り、ギリシャの主要建築物の殆どは古代を思わせる重厚感ある建物だ。

イオニア様式の円柱が何とも言えない。
まさに、アテネ神殿のような佇まい。

『しかし、この周辺もスリ・ひったくり多発地帯だぞ』
実写版聖闘士星矢から一気に現実に引き戻される。
実際、私と他の観光客をちらちらと伺う移民系の兄ちゃんのグループはいた。
こっちからじっと見たら、その内何処かへ消えた。日本国内では因縁を付けられないよう目を合わせない方が良いが、欧米では相手を牽制する為に見た方が良いらしい。ことスリ相手には。
スリも怖いが、マイス撮影を見られるのも適わない。
スリ対策も去ることながら、マイスを撮影するとなると、絶対に見られないよう更に周囲に気を配らねばならない。

『見ると言う行為は、牽制の他に相手の出方を読む意味もあるのだ』
何となく隣の建物近くをうろついたら、笑顔で中に案内されたので他の観光客に付いて入ってみた。

大聖堂だ。
丁度賛美歌を歌っている所だった。
地図を頼りにコロナキ地区を徘徊。


取り壊し予定の廃墟だ。
写真に撮られていないが、結構ガラスの割れたブティックや、放火されたと思われる建物があった。
近辺にアッティカと言うデパートがあるので、入ってようと思ったが、入った途端ブランド化粧品達に圧巻され、あえなく退散。…ただの百貨店だったか…。


アテネ市国立歴史博物館だったか…。
裏門辺りだったかもしれん。
柵の向こうには、

何しか砲身みたいなものがあった。
ここで小腹が空いたので、ドッグインに入ってみる。

『スパニッシュ・パイ』と言うのがケースにあったので頼んでみたら、実態は『スピナッチ・パイ』だった。
パイの中に。ホウレン草が入っていた。味は想像に任せる…。
ホテル編
で、散々コロナキ地区を徘徊した後、ホテルに帰還。

『今帰ったぞ!』
その後、ウインドウショッピングをしていたのだ。
スニオン土産に亀を買ったぞ!

真鍮製のウミガメ。
目がリアルなのはナザール・ボンジュウの一種だからだと思う。類似に、青い目の真鍮製梟がいた。
ウミガメとカノン。
何か、亀を海に還す浦島太郎みたいだ。

『乙姫役で愚兄登場は勘弁してくれよ』

『…まあ、こいつを買おうとして、おつりを誤摩化されかけたがな…』
10ユーロ払って2ユーロ戻らない。指摘したら『ああ、8ユーロね』と帰って来た。
ともあれ、

『晩ご飯にサラダを買って来たぞ!』
お値段確か5ユーロ弱。コンビニ価格。
サラダを買うとパンがついてくるのだが、

『パンを温めているうちに、商品を忘れて店を出てしもうた…』
お店の人が商品を届けに追いかけてくれました。
おつりを誤摩化す人もいれば、代金だけ払って商品を受け取り損ねたマヌケに商品を届けてくれる人もいる。
印象としては、観光地やお土産物屋さんは誤摩化す人が多いように思え、市井の店は真面目な人が多い気がする。
これを温めているうちに店を出てしまった。

何しかパンがつく。
レストランでも、サラダを頼むとパンが付く。
そしてデザートは、

ギリシャご当地スイーツ、カザンティビ。2.5ユーロ。
ライスプディングの表面を焦がしたものらしい。

…が、見事な焦がしっぷりだ。
あまりの焦げっぷりに、

『コゲを連想させるな…』
コゲを齧る前に、

夕食だ!
そして、デザートだ!


それにしても、食欲を見事にへし折る焦げっぷり。
お味は…。何とも喩えようがない。

『…プリンの濃ーい奴に、焦がしたカラメルを乗せた感じだ…』
お土産のお菓子に見られる、極端な甘さや匂いのきつさなどは無い。
当のコゲは、

テレビを見ていた。
『何か邪悪な視線を感じるな』
やっぱり齧られた。

『こっちのコゲと食べ比べだ!』
気が付けばカノン専属のスイーツ。

『いだだだだ!』
『vvvvv』
食欲の次は性欲も満たす。
お前等、世界中何処行っても懲りないよな。

『……一発15ユーロでスカーレット・ニードル撃ってやるぞ。黒い双子座』
安いのか高いのか。
スカーレット・ニードルには及ばず、そのまま入滅。

『zzzzzz…』
『…全く』
スニオン行きも完遂したので、明日一日は得と言って予定が無い。
なので、博物館・遺跡巡りをしようと思う…が?