WST マイス in ギリシャ

旅行番組ばりに風情たっぷりフィラタウンを散策していたが…

迷ったみたいだ。

こっちは平服だ。
『まさか双児宮オチとか勘弁してくれよ』
人馬宮(アニメ版)オチも避けたいパターンだ。

と、思いきや、開けた場所に出た。


『迷宮を脱することが出来たぞ』

しかし、開けた場所に出てもここが何処か分からないので根本的解決にはなっていない。

『…………』

しゃあないので、

『道なりに行くしかないな』
脱出できる場合もあれば更に迷う場合もある。

道なりに歩いたら教会に出くわした。

空の青さと深さが半端ない。


流石ギリシャと言うか…。


ともあれ、散策は続く。

この辺りでペンキ塗りのオッサンに声をかけられた。
適当に世間話をしていたが、オッサンの英語が半分以上聞き取れない。
日本人と答えた際に、『学者か?学生か?』と聞かれた。
日本人で単独でギリシャに来る人って、大学生か学者と言う認識なのか…??

半分以上成り立たなかったオッサンとの会話もそこそこに、更に路地を行く。

この道を進む事をオッサンは渋っていたが確かに。

見た目はきれいでもこんなところはあると言う事です。

で、更に進むと階段が。

そう、朝通ったオールド・ポートへの階段だ。

分かる道へ出たのでフィラタウンへ戻る。

日没編

その頃コゲは、

火山島ネア・カメニならぬアスプロニシを見ていた。

んな訳ないだろう。

『何が哀しくてあんなちっこい無人島眺めるんだよ?』

ホームシックならぬブラザーシックが囁かれつつある。

確かに兄ちゃん病んでるけどな。
『つうか、1950年の噴火でどさくさに紛れて一緒にぶっ飛べば良かっただろ。それよか兄貴をぶっ飛ばした方が早いか』
コゲ的解決法。

で、散策から戻って来た射手座とツーショット。

『おお、シジフォスか』
『…ジジイではない』

ジジイとかシジフォスとかどうでも良い。


夕日と教皇様。


思えば、明日の昼にはサントリーニを出るので、これが最後の夕日だ。

一眼レフで絞りを解放して撮ったのだが、不思議な撮れ方をしている。

背景と被写体にある程度ピントが当たっている。
同じく絞りを解放して他の連中も撮ってはいたが、ここまで背景にピントは合わなかった。
逆にコンデジのピントはびっくりするほど合わない事があるので、この人だけピント当たりは謎のままである。


日は段々傾いていく。


で、完全に日没。


空は不思議な色をしていた。

夜の遊戯編

黄金達が日没遊戯に興じる一方海龍は、

TVを見ていた。

…………。

内容を理解できているものと信じたい。

ともあれ、

寝る。

昨日と較べて何か様子がおかしい。

『????』


そう、アトランティックカラーの毛氈は一体何処へ行ったのかだ。

答えはこれ。

実はアトランティックカラーの毛氈は掛け布団の一部、実は毛布でした。
『一枚捲り間違えて寝ておったのだ。馬鹿管理人』

何かいろいろと疲れた。

温暖な夜なのか、セントラル・ヒーティングのカラカラ音は聞こえて来なかった。


荷物も殆どスーツケースに片付けたし、後は出て行くばかりだ。


…ちょっと寂しいかもしれない。

と、言う訳で明日でサントリーニを発ち、港町ピレウスへと向かう。

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