2010年バレンタイン馬鹿遊戯大会

…何のかんの言ってやってしまいました。
バレンタイン遊戯。前年度は仕事疲れで馬力が無く、ほぼ双子座×ラダの構図に終始してしまいました。
今年もそう変わらん造りです。
ただ、バレンタインと言う行事に右往左往するマイスどもが描かれています。

ラダ夫婦編

毎年似た構図からスタートするバレンタイン遊戯大会。

またしても仕事をしているラダマの図からだ。

今日が何の日かについては言わずがな。

『…また来てしもうてん。バレンタインデー…』
2008年から通年やっているのでこれで3回目だ。

早速、寒い挨拶とともにトウチャンラダ発生だ。

APラダ『ハーピーバレンタイン!カアチャン!』
ラダマ『…ハーピーバレンタイン』
何時マイス化されるのかと思うと少し胸が痛むラダマ。

こいつが涌くと言うことは、

『カアチャン!チョコくれ!』

何故毎年ラダマにねだりに来るのか今や全く分からないが、

ラダマ『…ほれ、もう用意してあるで』
恒例の板チョコ。
APラダ『おお!』

今年はハイミルクチョコレートだ。
でかいなあ…。
APラダ『一瞬衝立てかと思ってたし…』
ラダマ『そんなカラフルな衝立て、ある訳ないやろ』

今年のバレンタインは準備が良い。

ラダマ『…そうそう、トウチャン、面白いチョコ買うてん♪』
APラダ『?』

そのチョコとは、

ラダマ『これやねん』

袋撤去。

ラダマ『ほれ!』
ものは赤い小箱だ。

余程良い買い物をしたのかチョコ自慢。

ラダマ『双子座に買うてきてん。豪華な箱がええ感じやろ?』

こいつが双子座相手にして一つで足りるのかね?と思っていたが、

ラダマ『この箱、合皮張りで丁度スツールにいい感じやねん♪ちょっと高いけど奮発したわ』
多分、箱代が代金の半分以上を占めているんじゃと思う。

箱が気に入って買ったらしい。

どうでも良いけど贈り物に尻を置くんじゃない。

自慢話を黙って聞いているトウチャンラダ。

APラダ『…ふーん。良い買いもんをしたなあカアチャン』
オトンの鑑だ。

勿論チョコを渡し終えたら箱を回収する気満々である。

で、すっかり気を良くしたカアチャンラダ、
ラダマ『トウチャンにも海龍カノンがいるから折角やし分けたるわ』
APラダ『え?良いのか』

つうか、分けられるものなのか?

関西のオカンのノリで開封しようとするラダマ。
ラダマ『…箱は豪華やけどな、こん中に鹿の糞みたいなチョコが仰山詰まってるねん♪袋詰めにしてカノンに渡したり』
人に与えるのに鹿の糞呼ばわりかよ。
粒が多いのを良いことに適当に双子座共に撒き与える魂胆のようだ。
ラダマ『しかも、へんてこりんな名前やねん』
APラダ『…ふーん。で、なんて商品名?』

その商品名は、

ラダマ『…バレンタインやからて名前が"愛の種"言うらしいねん。柿の種の一種ちゃう?』

粒が多くて利便性があること、箱目当てで買ったのは分かるが…。
その名も愛の種"Love Seed"。
『………』
直球もののベタなネーミングに言葉を失うAPラダ。
かくいう管理人もネタで買いました。

ホワイトデーのお返しが恐ろしいぞそんなチョコ。

APラダ『…あ、良いから。オレは例年通り板チョコを分けてカノンに寄越すから。本当に良いから』
ラダマ『?遠慮せんで良いでトウチャン。仰山詰まっとるし』

自らの貞操が掛かっているかも知れないので必死だ。

『良いから!本当に良いから!遠慮せずカアチャン達で分けてくれ!』
全力で断る。

あまりの必死振りに漸く、

『…??やったら、まあええけど…』
気付けよ、ラダマ!

そんなふざけた名前のチョコ、渡したら双子座にどんな目に遭わされるか火を見るより明らかである。

アイアコス編

今度は久々のアイミだ。

2月14日、ミーノスは驚くべき宣言をした。

ミーノス氏。

それは、

ミーノス『アイアコス。今日は巷で言う聖バレンタインデーですね』
アイコ『…ん、まあ、そうだな』
例年ろくな目に遭っておらず、その上去年はスルーだったのでアイアコスにとってあんまり愉快な日ではない。

で、

ミーノス『折角ですので貴方に私からチョコをプレゼントします』
アイコ『ええーッ!!!!!!!!』

それはガルーダフラップを一輝に見切られた以上の衝撃だ。

アイコ(ミーノスが…!このオレにチョコレートだと…!?)

以前こいつに焼いてもらった誕生日ケーキに中った教訓は活かされていないのかアイアコス。
それどころか、
苦悶のアイコ。
アイコ(ああ〜!バレンタインなんてオレには全く関係のない行事だから、すっかりだらけきったジャージで登場してしまったよ!こんなことならせめてスーツぐらい着ておくべきだった!)
それはそれでいやらしいぞ。
ミーノス『…悩むと言うことは、要らないと言うことですか?』

WSTは地味にアイミだったりする。
向き直ったぞ。
アイコ『いえ、滅相も無い!慎んでいただきます!』
ミーノス『…ではよろしい』
よろしいって…。

WSTではアイミカップリングは全く進展を見せず、最近ミーノスは『輝火が気になる』と嘯きアイアコスを散々苦悶させていたが、遂にアイコの時代が来たようだ。

『…………』

オレの時代…。

ミーノス『遠慮なくお上がりなさい』

普通に割りチョコではないか。

ミーノスだからゴディバあたりかと思っていたので、この落差は一輝にスピードを見切られた以上の衝撃である。
アイコ『…いや、ミーノス…。これ、普通に割りチョコだし。加工前の段階だし。こんなの固くて喰えないし…』

加工をサボったともとれる。

ミーノス『だから目の前に工具が置いてあるでしょう?』
工具で喰うものかよ!

で、

おとなしくマイナスドライバーをノミに粛々とハンマーで砕くアイコ。

それはさながら聖衣の修復師だ。
慟哭のアイコ。
『…………』
だが彼は今、心の傷を修復して欲しいと願っているに違いない。
絶対にミーノスにからかわれているだろ。

WSTではアイコはいじられキャラだ。
つうか、アイコはいじられた方がキャラの掘り下げが進むのだ。
しかし、こう言う役回りって、ラダの筈では…。
まだ続きます。

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