カフェワイバーン史上初の優良客の次に現れるのは誰だ。

それは何と、

この人だ。
いや、買ったばかりで鱗衣を組む前だから折角なので…。
褐色の眉無しモヒカン野郎の来店にビビるラダ共。

人相の悪さは五分五分だと思うぞ。
と、言うか車田作画では同類項。
それにしてもこのビビリよう。

APラダ『お、お客様!当店は半裸での来店は禁止されておりまして…』
執事カフェと言う体裁を取っている以上服装コードと言うものは一応あるのだ。
クリシュナ『…何?』
凄んだように見えて納得してくれたようだ。

クリシュナ『…そう言うのならば仕方があるまい』
引き下がってくれたことに安堵に胸を撫で下ろすAPラダ。
いきなりここで座禅を組んでマハローシニーでもお見舞いするんじゃないかと
本気で危惧していたからだ。
で、

クリシュナ『これならばどうだ』
地肌にベスト着用ですか…。
それは確か、カノン真夏のファッション。
当然困惑するAPラダ。

APラダ『………』
何と言っていいか分からんところに相棒、

ラダマイス『イケているのでOK!』
APラダ『ええ!?』
もしこれがカノンだったら追い返していることだろう。
メイド服に褒められても余り嬉しく無いクリシュナ。
ともあれ、お客様一名ご案内です。


『ご注文は如何なさいますか?』

これで聞いたことの無いような食材の注文を出されたら
どうしようと本気で心配するラダ共。
特にAPラダはマハローシニーを極度に恐れている。
まだ見ていないDVDが大量にあるからだ。
しかし、そんなにモヒカンが恐ろしいのだろうか。
で、

クリシュナ『…フルーツたっぷりパフェセット』
…意外と普通だ。
拍子抜けするラダ共。
中でも、無理な食材を注文されて慌てふためく相棒が見られなかった
ラダマイスは内心少し残念そうだ。
注文の品を出す。

ラダマイス『フルーツたっぷりパフェセットになります』
今まで興味が無くてランダムモードだったくせに
料理が出ると寄って来るチビ。
で、

ラダマイス『………』
チビはともかく、何だか動きがぎこちない。
異変に逸早く気付いたクリシュナ。

クリシュナ『一体何だ?』
強面がフルーツパフェ喰うのがそんなにおかしいか?
ラダマイス『いえ…』
ここで包み隠したりするとマハローシニーをお見舞いされるかもしれない。
なので、

ラダマイス『…ポセイドンによる地上粛清の件ですが、
貴方程の人がカノンの陰謀に気付かず参加されたのでしょうか』
コミックスを読んでいると何となく気になってしまう。
聖闘士には居丈高なのにクリシュナ相手になると何故か敬語。
クリシュナ『そんなことか。私は私の意思で参加したに過ぎない。
シードラゴンが何を考えていようが私には関係のないことだ』
やっぱそう来るか。
APラダ『そうですよね…』
そんなこんなでお帰りです。

クリシュナ『これからはスイーツ系をもっと充実させてくれ』
意外に甘い物好きなのね。
ビビりながらも『かしこまりました』と宣うAPラダ。
何故こんなにビビるのか。
ラダマイスに顔がそっくりだからだ。
最強の海将軍が去った後、精も根も尽きた二人。

ラダマイス『…あ、星命点の一つがモヒカンの上に乗ってる件について聞くの忘れた…』
それはモヒカンが抜けたら死を意味するのか。これも何となく気になる。
APラダ『そんなこと聞いた日には、間違いなく失明だぞバナナ頭…』
そこへまたしても新たな刺客…客が。
商売繁盛ですな。さも無きゃネタにならんか。