その他語り本当はラダ考に入れたかったが、あまりラダマンと関係ないので分離。
思いついた順に書いているので順番は特にない。(2006.1/29)


「冥衣」

「冥衣」、と書いて「サープリス」と読む。
こんなサイトを訪れる人間には当たり前すぎて説明の余地すら無いことだ。
そして、冥闘士達はこれらの冥衣に操られているに過ぎないと言うのもご周知の通り。
サープリスとは、辞書によると聖職者が着る白い法衣のことらしい。

冥闘士達の冥衣は金属系の光沢のある黒系統で統一されており、
牡羊座のムウに『闇夜に輝く宝石のよう』と形容されている。
それらは主に神話や民話に於ける悪魔や妖精、
幻獣などの禍々しいイメージをモチーフにしており、
そのおどろおどろしい雰囲気と聖衣や鱗衣とは一線を画した荘厳なデザインに、
背景の闇夜に漂うゴシックなムードが一部の愛好者達を惹き付けて止まない。

が、その反面非常に造形がややこしくて面取りが掴み辛く、絵描き泣かせでもある。
色もそのまんまブラックだと暗黒聖闘士と被るので飽くまでも金属的光沢を醸さねばならない。
二次創作サイトではこの冥衣の色に対するイメージはまちまちで、様々な解釈がなされている。
さて、アテナ軍の聖闘士達にそれぞれの持ち技でほぼ一撃で敢えなく倒されていた冥闘士諸だが、
アテナ軍の方も実は冥衣の方が本体と知って冥衣を集中的に破壊していたのかもしれない。
どうやら冥闘士は冥衣を破壊されると、肉体的なダメージは無くともたちどころに死ぬようだ。
だから243年前の聖戦でもハデスはアテナに負けたのか。
聖衣に対して冥衣は絶対的な強度と剛性に問題があるのだ。
これでは負けてしまうのも無理は無い。ハデスよ、少しは進歩してはどうか。
ただし、冥衣が壊れてもなかなかしぶといのが三巨頭クラスで、
その中でも特にミーノスは超次元にでも引き込まれねば始末できない程の壮絶な最期を見せた。


「グレイト・エクリプス」

洋楽「トータル・エクリプス」は愛のかげり、こちらのエクリプスは永遠のかげり。
ハデスが地上を制覇せんと目論んだ時に仕掛けた天体を用いた壮大な計画。
類似現象にグラド・クロスがある。
宇宙の公転を完全無視した、太陽の光を永遠に無くそうと言う試みで、
これを受けると地球は寒冷化し、映画『ディアフタートゥモロー』の一場面のような状態になる。
間違いなく地上の生物は死に絶えます。

そんな地上を支配して何なのかと言うのは凡俗の考え。
生物の死に絶えた地上こそがハデスの想郷なのだ。
だが、わざわざ公転を止めなくても一番手っ取り早いのは
核ミサイルで地球を『核の冬』にすることじゃ無いかとも思う。

しかし、そんな現代的?な話が登場したらこのドラマはある意味台無しになる。
ましてや、ハリウッド映画じゃあるまいに冷戦終結後に核を持ち出すハデスなんて何だか厭すぎる。
もし、核ミサイルで『核の冬』が訪れても冥闘士達は全く平気なんだろうな。
と、言うか日の射さない冥界で生身の人間が通常の活動を送るのにも無理がある。
冥闘士達は冥衣の恩恵で日が射さない冥界でも健康に害を及ぼすことは無いのだろう。
何となく冥衣が核汚染の防護服みたいなニュアンスを覚えるのは私だけか。
しかも、この冥衣、彼等が日の射さないところや夜間に活動しているところを見ると、
日の光や紫外線に弱そうだ。
並の冥闘士を一週間太陽光に晒したらたちまち弱って死滅してしまうかもしれない。ゴキブリやん…。


「フラッシュ・オーバー」

火災時に密室だと酸素が無くなって高温の可燃ガスが充満しそこで扉を開けると、
一気に可燃ガスが酸素と結びついて爆発的に引火する。
これらの現象をフラッシュ・オーバーと言い、多くの消防士がこの現象で命を落としている。
青銅二人を弾き飛ばしてまでして嘆きの壁の扉を開けたミーノスに相応しい状態。


「聖闘士に一度見た技は通用しない」

冥界編に於いて、「アテナ・エクスクラメーション」よりも破壊力の強い禁じ手。
最初に言い出したのは恐らく星矢で、敵に幾度も必殺技を喰らって生き延びた後、
反撃に掛かった時に言い放つ言葉である。
土壇場のここ一番でならともかく、早々に連呼して欲しくない台詞である。
カノンなどが主に使用し、後出しじゃん拳勝ちを治めているようだ。
この必殺技は聖闘士以外に有効で、冥界編では多くの冥闘士達がこの技によって苦しめられ、
非業の死を遂げた。


「ストンピング」

ストンプ=踏みつけるの現在形。プロレス用語で相手を一方的に踏みつける状態を指す。
車田世界では主にストンピングの回数と飛距離(どのぐらいの高さを舞い上がって踏みつけたか)、
踏みつけた部位によって後に受ける報復の程度が決まる。
当然、ストンピングの程度が酷い時程後に受ける報復は凄惨である。
特に、頭を踏み付けた場合は即死級の報復が待っている。
例、ゼーロス・カーサ・ジャミアン他。
言うまでも無くストンピングをする奴はやられ役が多い。


「本音と建前」

エリュシオンに於けるタナトス・ヒュプノスの遣り取り。
タナトスの言うことは乱暴で酷だが、悉く核心を突いていたりする。


「聖闘士聖衣蠍座ミロ」

何とここで冥界とは何の縁もないミロの登場である。
話がちゃうやんけ、とのお叱りを戴きそうだがこの項は行き当たりばったりなのでこれで良いのだ。
ミロと言っても、この黄金聖闘士は語りだすとキリが無いので聖闘士聖衣に限定させてもらう。
さて、このミロだが、前月発売のムウから造形師が変わったのか、
何だか前のラインナップからすると一線を画す、正直に言えば浮いて見えてしまう。
何だか違和感があってカミュの隣に並べられないでいるのだ。何だか雰囲気違う…。
私が想像するミロは、もっと漢なのだが。何だかそのやんちゃ顔が誰かを思い起こさせて仕方が無い。

ハデス12宮編のDVDで何気なく声優を確認したらシャアの人だとばかり思っていたミロの声優が、
実際は関俊彦だった。
何かあの顔が『機動戦記ガンダムW』のデュオ・マクスウェルに見えてしゃあないなと思っていたが、
そのミロの声優が同じ関俊彦だと知ると、
何だかあの顔の造形にも因縁めいたものを感じずにはいられないのだ。
因に管理人はデュオと同い年だ。『機動戦記ガンダムW』放送当時の時点で。


「アルデバランの血液型」

アルデバランは凄い。何とブラジル人で血液型がB型なのだ。
どう凄いかと言うと、ブラジル人は98%がO型なのだ。
まさに、1/100以下の確率である。
絶対にいないとは言い切れないし、
混血化も進んでいるのでこの数字が一概に正しいとは言い切れないが、
ブラジル人のB型は結構珍しいのである。