WSTマイス釧路・根室紀行

森のこみち編

ボッケを後にした管理人、ホテルに戻ろうと思うが、元来た道を戻るかそれとも他の遊歩道を歩くか。

多分、私はずっと沿岸を歩いて来たので今回は内陸を歩いてみたいと思う。


「とか言って、森で迷子になって双児宮オチは勘弁してくれよ」
WSTトラベルあるある。


結構木が折れている。遊歩道近くは危険を防止するため先に伐採してあるパターンもある。
樹の幹にフェンスが巻かれているのはシカの食害防止のため。


ズームしてみた。


光量が厳しくなって来たのでマイス撮影はなし。


「オートフォーカスならまだ撮れるだろ」


途中、木の遊歩道に変わった。


足元はこんな感じの湿地だ。

エコミュージアムセンター

閉館は確か17時と聞いており、閉まっているかな?と恐る恐る入ったら開いていた。

中はこのように上空写真+色々なスポットの紹介をした画期的な造り。


知床半島のカムイワッカにもあったけど、ここにもあるのか湯の滝。

そして、魚の展示。

こちらウグイ。

こちらイトウ。

こっちの魚はじっとしているので撮影は楽勝だった。


魚編に鬼って書くのか…。

そして、ここにもまりもが。

大きいのから小さいのまで。

まりもと私。

見よ、このやる気のない顔を。

お土産を買ってしまった

エコミュージアムを出たらすぐそこにホテル通りが。

さっきも撮らなかったかこの景色。

で、これだけまりも尽くしで責められると自分も何だかまりもが欲しくなって来た。
お土産もの屋の店頭で売られてるからだ。
生きてるまりもを見ていると、「よし、育ててみよう」という気になるのだ。
一般的に開けられない瓶に入っているまりもは作り物で、空けられる瓶に入っているまりもは生きていると言う。
旅行一日目でお土産を買ってしまうと道中荷物になるので好ましくないのだが、ついつい買ってしまった。
で、店の中を色々と物色しながら売り子のおばちゃんに根掘り葉掘り聞きながら世間話をしていたが、いざ買ってお釣りを受け取ったら誤魔化されていた。
230円返さねばならないところを、212円と言う、1円と10円を間違えた程度のもの。しかもレシートもない。

まさか日本でこんな目に遭うとはと思ったが、観光地でのお釣りちょろまかしは結構あると言う。
しかも、18円と言う果たしてちょろまかしたか間違えたのか分からないレベルだ。だが、見せないようにさっとお釣りを押し付けて来たので意図してやった可能性はある。
気付いたのが店を出た後で、出てから速攻閉めていたので抗議もできない。
おばちゃんとしても店じまいして早く帰りたいのに私が何時までもうろうろしているので、内心ムカついていたのかもしれない。
その日一日と翌日まで結構もやもやしたが、たかが18円と言うことで忘れることにした。

教訓:日本と言えど観光地ではお釣りに気を付けること。基本的にお釣りが出るような金銭の渡し方はしてはいけない。 海外ぐらい警戒すること。

阿寒湖には足湯の他に手湯もあった。
回転率を上げるためかめっちゃ熱い。


そして、夕日の阿寒湖を望む。
この時間帯が一番観光船が混むんじゃないかと思った。


何でマイスの写真が無いんだというと、この周囲でみんな熱心に撮影をしていたからだ。

晩御飯どうしようかなあと周囲を徘徊していたが、これのインパクトに負けた。

阿寒湖名物、ザリパスタ。
見ての通りザリガニをパスタにしたものだ。ザリボナーラと呼ばれる。
阿寒湖で外来種のウチダザリガニが増えており、まりもを食害するため、定期的に駆除されているのだと言う。
ジビエ料理然り、駆除するなら食べましょうの精神だ。日本ではなじみがないが、アメリカではザリガニ食の習慣がある。アメリカザリガニだって食糧難対策で輸入された経緯があるのだ。

インパクトは凄いが、味の方はニンニクが効いていて物凄くおいしかった。おいしくておいしくてカルボナーラってニンニク入ってたっけ?ニンニク無けりゃカルボナーラじゃない!と思うほどだった。
で、「爪の部分にも身があるので食べてみてください」とキッチンバサミを渡された。
余りカニを喰ったことのない身分なので、今一つやり方が分からない…。手をソース塗れにしながら必死で解体した。ザリ味噌、旨い。

因みにここは足湯カフェになっていて、足湯をしながらゆっくりとご飯が食べられるのだ。

ザリパスでお腹を満たした後は阿寒湖畔がこんなことに。

これもまたみんな熱心に撮っている。私も含めて。

阿寒湖遊覧船-夏希灯-

さて、ホテルに戻ったわけであるがこの後どうしようか悶々と悩んだ。
実はフロントでチェックインした際にホテルの宿泊者向けにナイトクルーズがあると聞かされていたのだ。
だが、クルーズはお昼にしている。夜も行く意味あるのか、寒いんじゃないのか。
だが、「宿泊者限定で30名様まで」ですの言葉にコロッとやられた。
行くか行かないか悩むぐらいなら、行って後悔した方が良いんじゃないかと。

で、思い切ってチケットを買って乗ってみた。

見た感じ人はいないが、後からどんどん乗って来る。おい、限定30名じゃなかったかよ。
ああ、一つのホテルにつき30名か。


お昼のクルーズの倍以上が乗って来てどんどん席が無くなる。空いてるなと思ってうっかり座ると「そこ私の席だったのに!」とケバイママに睨まれる。
「ああ、ちょっと席を立った隙に謝って座っちゃったか」と退いたが、果たして本当だったのか。
その上寒い。話によると12度らしいが、体感9度ぐらいじゃないかと思った。長袖、ダウンでもまだ寒い。
だがここへ来た以上今更払い戻しはできない。一度決めた以上凍えながら乗るしかない。
ホテルによっては上着の貸し出しもあったみたいだ。

そうこうしている間に出航。

だが、あまりの寒さに家族連れが船内に引っ込んだのでそこのベンチを陣取った。
まりもの里ですらこうなのに、幸運の森桟橋から乗ってきたらどうなるのか?


予想通り結構な数が乗って来て満員御礼。しかも結構押されるが、これは隣に座ったおばちゃんが押しているだけなのかもしれない。
だが、そんなおしくらまんじゅうをしていてもまだ寒い。

満載のまま船は幸福の森桟橋を出た。

そして、この期に及んで私はこのイベントをよく理解していなかった。
ナイトクルーズと言うと夜景を楽しむものだが、周囲に殆ど建築物のない阿寒湖はほぼ真っ暗で何も見えないのだ。船のライトで星も見えない。見るものと言えば月しかない。

動いている船で月を綺麗に撮るのは至難の業。
しかも、隣のおばちゃん「月しか見えんね」と言ったら突然歌い出した。こんな調子で何かを思い出すたびに歌い始める。

そして、このクルーズの趣旨はLEDライト入りのカプセルに願いを込めて湖に投げ入れるのだそうな。

こんな奴。
うわ、どうでも良い…。願うことなんかないわと、私も隣のおばちゃんも思っていたが、取り敢えず参加した以上、白紙で投票せず何かを書かねばならんと思い、思いついた願いを書いた。

「阿寒湖のまりもがもっと殖えますように」
半月ぐらい前のニュースで最近ちょっと殖えたと書いてあった気もするが、もっと殖えたら良いなと言うことでこう書いた。名前は無記名だった。
因みにこの願い、カプセルを回収した後神社に奉納するのだそうだ。

それにしても寒い。相変わらずアナウンスが何言ってるのか聞き取れない、ぎゅうぎゅうだ。

恋希灯と言うイベントも並行して行われているらしい。恋人やご夫婦が恋に関する願いを掛けるのだと言う。

先ずは、願いが叶うと言われるパワースポットに向かい、そこで願いを書き、最後に湖にそれを投げ入れるのだと言う。
そんな手順があるんかいなと思いつつ、取り敢えず言われた通りにした。これでまりも達が殖えるのなら願ったり叶ったりだ。

そして、最後に投げ入れた。

写真では全く再現できないが、こういう感じで湖面にボールが浮くらしい。


真ん中には恋希灯のピンクのボールが。
主役は私ですよとメリハリを付けている。


何だか夜の空港の滑走路に見えなくもない。
ここで気が付いたが、これ、船からじゃなくてまりもの小径から見たほうが良かったんじゃないかと…。
もしくはホテルの展望浴場から見るとか…。


そして、湖に浮かべられたLED入りボールは小舟が漁師のごとき手際の良さで回収していた。
確かに環境に配慮はしている。

寒い思いはしたが、これでイベントは終わり。

あまりの寒さに結構終わりが待ち遠しかった。

結論、行って後悔した。
ナイトクルーズと言うものは神戸や横浜など、周囲に人口建造物の明かりが集中している場所でやるもので、山間の湖だと周囲は真っ暗闇なのだ。月が無ければ星が見えたかもしれない。
それで、湖にLEDを浮かすと言う発案だったのかもしれない。ただ、それまでの過程が長くて寒かった…。
パワースポットとか興味ないよう。
行かない後悔よりも行って後悔を選んだのでこれは致し方が無い。

ホテル編

と、いう訳で冷え切った体を抱えて部屋へと戻って来た。


「とか言ってなー管理人、無料のソフトクリームフロントで食べとるねん」
寒いくせにソフトクリーム。いや、夜九時でサービス終了するし。

さてここで問題です。

この丸い容器は一体何?


答えはお茶セットでした。


「…寒っ!」
「惰弱な、あんなもの、寒さの内にも入らん」
「いやさあ、気温の他に色々と寒い要素あったと思うよ?」

寒いなら温まれば良いわけだ!

「では温泉へ行くか!」

ここのホテルは最上階に展望浴場があり、二階に露天風呂がある。
身体を洗いに展望浴場へと向かったがそこそこに人がいた。
だが、露天風呂は23時までなのでギリギリに向かってみた。

露天風呂の図。

予想通り誰もいない。

フロントで洗い場がないので体を洗ってから来てくださいって言われたけどあるじゃないか!

とは言え一か所なので取り合いは必至。


温泉と言えばこの人。
本当にどこにでも現れる。

折角の露天風呂だが、

「空ぐらいしか見えん…」
男性向けは知らんが、露天風呂あるあるで女性向けは覗き・盗撮対策か本当に開放感が無いケースが多い。展望浴場でもシートが貼ってあって外が見えないのだ。
「取り敢えず露天の名の如く天井は開けてやったぜ」の造りなのだ。
だが、よく見たら浴場から上を見たら階段の踊り場とか廊下の突き当りの窓とか見えるので、これでも覗こうと思えば見えるんじゃないのか。


「じゃあ星ぐらいと思うがこれもまた見えないのだ」
しかし、北海道の露天風呂には物凄い利点がある。外気温が低くて幾ら入っていても逆上せないのだ。

その頃部屋では、

「お土産物選手権大会!」
温泉担当抜きで土産物の披露をしていた。

買ったのは極小スノードームとまりもの缶詰。いや、あそこまでまりも推されたら買うでしょ。

「つってもお釣り誤魔化されたけどなー」
「たかが18円やん」

この納得のいかない顔…自顔か。

「ま、スニオン岬の土産物屋で2ユーロちょろまかされたのよりはましだけどなー」
それは抗議して払ってもらった。
何処の国でも観光地は警戒しろと言うことだ。

そしてこれ。

「ミニチュア膳!」
「ホテルの土産物屋に売ってたやつ」


「海鮮丼もあるわ!」
「職人さんの手作りやでー」
惜しむらくはマグネットであることと、どんぶりやお椀がトレーから外せないことだ。


見よ、この造りこみ。
一体何人の人形ものがフィグマやねんどろいど・プチブライスのために買い与えたことだろう。

一方その頃、双子座兄は。

光量不足&ノイズにめげず寝転がって露天風呂を堪能していた。


「とは言え星は見えんがな」


そろそろ閉館時間です。
ここで下手に粘ると清掃に係員が来る可能性がある。

そしてお戻り。

「良い湯であったぞ!」
冷え切った身体が一気に温まった。

風呂に入ったらあとは寝るだけだ。

「やはり温泉は射精以上に…」
「ふん、また気色の悪いことを言いおって」
こんなネタを10年繰り返す管理人も大概気持ち悪い。

ところでさ、

「ここは俺の布団だ!俺が先に寝ていたのだ!邪魔だサガ!退け!」


「ベッドならもう一つあるだろう。そこで寝ておけ」
「…む、確かにそうであるな」
何せツインルームなのだ。

と、いう訳で明日は根室へ向かうぞ。

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