嵯峨嵐山特集

去る2015年12月、嵐山で花灯籠があるので行って来た。
阪急嵐山の近くに新しく温泉も出来たようなので入ってみたかったのだ。
また、久しぶりに奥嵯峨へ行ってみたかった。

嵯峨野には何回も来ているので裏スポット的な部分も紹介してみたいと思う。

嵐山-嵯峨野編

四条大宮に住んでいるので嵯峨嵐山までは嵐電で25分。…自転車だと一時間以上。

相変わらず嵐山はこの盛況。

今日は花灯籠があるのか人が少し多い。

それでも丸太町の交差点を過ぎると人は一気に減る。

私は嵐山よりも奥嵯峨の方が好きなので清滝方向へと向かって歩く。


嵯峨小学校。日曜なので堂々の休み。

暫く歩くと…、

右京区役所の嵯峨出張所が。
この界隈には何にでも『サガ』がつくのでオタクとしてはドキドキする。まさに聖地巡礼だ。

ぱっと見、ここであらゆる嵯峨に関するものが発行されるのかと思った。

サガを名乗りたければここで証明書を取れば良いのか。

それはつまり、

『あそこで証明書もらったら似てない俺らでも堂々とサガを名乗れるらしいぜ!』
『うそ、マジかよ!すぐ貰いに行かなきゃ!』
貰えたとしても『ジェミニの嵯峨』と名乗らなくてはならないのは目に見えている。

そして更に進むと、

清涼寺こと嵯峨野釈迦堂。
乙女座と双子座、夢のコラボレーション。

ここは2008年と2013年に訪れているので割愛する。

そして奥嵯峨小路へ。

ここまで来ると人は疎らだ。

『とは言え観光客やご近所さんにはよく遭遇するので注意』

お馴染み嵯峨野人形の家。

絶賛冬期休業中。2月末まで閉館。


『この辺りは美観地区に指定されているらしい』
名物、茅葺きの家などがあるし、家や店をを建てるにしても景観を損ねないよう結構規定があるのだという。


舗装道路へと出る。


奥嵯峨苑。
呉服屋さんのようだ。

奥嵯峨苑と私。

『流石は嵯峨野、喫茶店にしても景観を損ねないよう、店舗の外観をとても配慮してある』
その一方で結構喫茶店の空き家や空きテナントが見受けられた。
景観を損なわないよう、空きテナントも定期的に手入れされているようだった。

そして更に進む。

歴史的景観地区。
ぬうぅ…、ここに温泉があれば城崎に匹敵できるのに…。
嵐山に温泉があれば湯布院に対抗できる…。
と、温泉大好きの私は思う。


『でもさ、湯布院とか城崎と対抗って欲張り過ぎじゃない?』


『何も観光客のすべてが温泉好きではないぞ。私は大好きだが』
奥嵯峨の、このひっそりとした佇まいがや静けさが良い。


こちらは酒屋さん、嵯峨野限定の日本酒が売っていました。
手に入るのはここだけ、嵐山には絶対に売ってません。
サガ…いや、嵯峨好きなら是非。

そして暫く進むと、例のアレが見えて来た。
この外観。
そう、前回奥嵯峨来訪時に気付かず素通りした、「ゴールデントライアングル嵯峨野」だ。
輸入雑貨の店らしいが今日は開いていなかった。むうう…。
最初ゴールデントライアングルの名を見たとき、何故か自転車屋か板金工場かと思っていた。

「かのん」と言い、「ゴールデントライアングル」と言い、何故その名を嵯峨野で名乗ろうと思った?

『ゴールデントライアングルはサガのものではない、カノンのものだ!』
唯一独自の必殺技を奪われた気分だ。

そして更に奥へと進むと、

お土産物屋さんが。


もの凄くびっくりするのは無人のお土産物屋さんがあることだ。恐らくお向かいのお店の方が見張っておられるのだろうが、大丈夫やろかと不安になる。


茅葺きの家。


念仏寺は…、今回も受付時館終了…。


この先は嵯峨鳥居そして清滝だが、今日も清滝まで歩く元気はないのでここで折り返す。

元来た道を下って行くと二尊院へと辿りり着いた。
二尊院と言えばあのお店があった筈、そう、

2008年に訪れた時は絶賛冬期休業中で涙を呑んだあの店だ。


『うはははは!戻って来たぞかのんよ!』
ガチで8年ぶり。

何故に嵯峨野でかのん?
その訳は…、

多分、すぐ近くに観音院があるからだと思う。

観音院とカノン。

『つまり、観音=かのんということだろう!サガでカノンとかあまり深読みをするなよオタクども!』

かのん名物、

ミニチュアお品書き。何とかわええ…。

昔は冬期休業中で涙を呑んだが、開いているならばと入ってみた。

もう少しで花灯籠が始まるので観光客が多く集まっている。ここからJRの駅と渡月橋の近くまで無料のシャトルバスも出るからだ。

で、入ったは良いが何を頼むのかよく考えていなかった。
「かのんセット」はわらび餅とあんみつだ。いかん、わらび餅は喰ったしあんこは苦手だ。
よし、あべかわ餅と甘酒、少々値は張るがこれに決定だ。
そしてオーダー、『かのんセット下さい』。


「念願のかのん制覇であるわ!」
うん、念願と言えば念願、8年越しの悲願でもある。
よく8年も同じマイス餅歩いてるなあと自分でも思う。

何でカノンなんて湧いて来るの?

そうさ、私以外に誰もいない。

そして来ました。

かのんセット。これに海龍を乗っける勇気は流石になかった。

花灯籠編

そうこうしているうちに日が暮れて来たので花灯籠へ行ってみる。

折角だから花灯籠を見て行こうと思う。


勿論マイスはありません。

人多すぎだが上手い具合に映らない。

名物、嵯峨野竹林だが休日なのでびっくりするほど人が多い。
結構中国語などが飛び交っていた。


あまりの人いきれに上を向いて歩かないとやってられない。
皆撮影しようと思って立ち止まるので必然的に止まる結果になる。そして自分も撮影する。

そして中之島へ。


マル嵯の灯籠が可愛い。


中之島から上流をのぞむも…。何も映ってないじゃないか。

そして法輪寺へ。


こちらはプロジェクション・マッピングを行っている。
法輪寺と言えば十三参りで有名なお寺だ。


なかなか妖しげ。

そして目的地温泉へ。

もちろん人一杯なので写真は無し。
場所が場所だけに外国人が多い。サウナでごろ寝する中国人の姉ちゃんに驚いた。こっちに尻を向けるな尻を!タオルか何かで隠せ!目のやりどころに困るだろう!
逆に、こちらも中国人だが女優級の美形が入って来た。何と彼女は下着までは見せるが、例え同性の前でも完全防備。乳をかいま見てしまったが、かなりの巨乳だった。
同性とは言え私みたいに見る奴がいるので隠すようになったのだろう。周囲も結構二度見していた。

場所が場所なのでアレなのだが、ちょっと嵐山から離れてても嵐電有栖川にあるさがの温泉天山の湯の方が良いと思った。と、言うか天山の湯のコスパの良さと素晴らしさを改めて思い知った。
嵐山には花筏と嵐山弁慶があるのでまた行ってみたいと思う。

お土産編

嵯峨野限定日本酒を買ってみました。

『竹製ぐい飲みも買った』
何と、先の酒屋さん、お酒の呑み較べもさせてもらえるのだ。

一番呑みやすい嵯峨百景にさせていただきました。

『思えばサガも殖えたなあ…。もう6体か…』
『これ以上殖えんことを祈る』

以上、2015年嵯峨野特集でした。

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