カノン島の鬼節分遊戯大会。

一年ほど前から拙サイトに棲み付いている鬼、クロコゲデフテロスダマシ通称デッフィー。
南は宮古島・北は宮城の山中と日本国内をうろちょろし、見た目が元で海龍カノンにいじり倒されてたり、双子座に見えて実は海龍でしたオチな奴だが、そんなコゲが恐れるイベントがある。

節分。鬼確定で必然的に豆をぶつけられてしまうのである。
ちなみに去年の三月の頭にコゲは作られたので、節分遊戯は今年のみになる。
来年はやるのか?

武器の調達編

で、問題の節分当日、
何だか神妙なコゲ。
『…遂に、節分が来てしまった訳だ』
彼にとって、この日だけは誰彼構わず豆を投げつけて来ると言う、非常に理不尽な日なのである。
ただでさえ二番目、クロコゲと不当な扱いを受けて来たのにあんまりだ。

そしてコゲ、なんとこんなに寒いのに上半身裸だ。

『…鬼だからと言って、黙って迫害に甘んじるわけにはいかん。…向こうからやってくるのであれば、やられる前にやらねば…』
何だか物騒な決意。

で、第一の犠牲者に選ばれたのはこの人。

節分とは全く縁のなさそうな人、いや神だ。

別に伊達酔狂で襲っている訳ではない。

デフ『お前、確か何時も棒切れを持っていたな。一日だけオレに貸せ』
何と、武器の調達だ。
ヒュプ『棒切れだと…』

その棒切れとはこれだ。
確かに棒切れだ。
『棒切れではない!これは私が精製した神聖なる枕叩き棒である!』
山林などに転がっている棒切れかと思いきや、なんと枕叩き棒。

『枕叩き棒』
枕を製造した際、最後の仕上げに叩く棒のこと。仕上げに枕を叩くことによってその枕はより良い肌触りとなり、使用者を快眠へと導く。
また、枕叩きには高度な技術が必要なため、枕叩き職人たるものが存在する。
-民明書房より抜粋-

御託何ざどうでも良い。

さくさくっと棒を強奪。
デフ『棒切れは棒切れだろが。黙ってオレに貸せ』
鬼だ。

海龍カノン編

節分と聞けば涌いて出てくるのがこいつだ。
『うははははは!待ちに待った節分であるな!』
こいつなら、一ヶ月前からカレンダーに印付けてそうだ。

節分と言え豆まきであるが、WST豆と言えば、これだ。

そのまんま節分豆。
ソフトボール大である。

早速獲物が現れた。
コゲ登場。
どっちが獲物か分かりゃしない。


カノン『ここで会ったが100年目!貴様をぶっ倒して福を呼び、ロト6で大金が当たるよう願掛けしてやるわ!』
鬼退治どころか、打ち所が悪ければ即死である。

だが、
かきーん。
左手打法で見事返り討ち。

さくっとぶっ倒された。

デフ『そんなもので福が呼べるか馬鹿者。そもそも動機が邪じゃい』
ごもっとも。

アルゴル編

何と、今度はコゲとセット遊戯になりそうでまんまとテンマに出し抜かれた彼である。

アルゴルマイス。
『遂に待ちに待った節分である…』
待ちに待ったって、君、初登場だろう。

鬼に挑む。

アルゴル『LCでボコボコにされた恨みと日頃の恨み、ここで晴らしたらぁーッ!!!!』
日頃の恨みって、君、今回初登場だろう。

で、

何と場外ホームラン。

そしてやっぱり、ボコられる。
隙あり。
後頭部にキレの良い一撃を貰う。

で、あっさり倒された。

デフ『…これが近頃の聖闘士か…哀しいほどに弱いわ…』
敵相手に背中を見せるところとか。

テンマ編

続くLC繋がりはこの人だ。

購入一年以上ほったらかしだったが、最近すぴばるの師匠シリーズで登場回数を稼いでいるテンママイスである。

何とこいつも立ちふさがった。

テンマ『今日はアンタを師匠と思わず鬼として、オレもまた心を鬼にして立ち向かうぜ…』
デフ『師匠も何も、オレは一日たりともお前を弟子と思ったことは無いぞ。つう訳で立ち向かう限りオレも容赦なくぶっ倒すので、その辺りよろしく』
コゲの方がナチュラルに鬼だ。

自信満々なのはテンマの仕様だが、今回は訳がある。

何とサブマシンガン。

すぴばるで予告していた鬼対策に購入したサブマシンガンである。

しかし、サブでは収まらない大きさである。
『残念だがオレは他の奴らとは訳が違う。これを喰らえば幾ら鬼と言えど蜂の巣だ』
こうして見ると杳馬に似ているなあ。

ただの豆まきなのに物騒だなあ。

デフ『つうかお前、それのどこが豆まきだよ。つか尺寸合ってないだろ。どんだけでかいUZIなんだよ!』
最早,何処から突っ込んでいいか分からない。
テンマ『尺寸が大きいのはご愛嬌さ!1/6スケールだからな!でかいほど威力が増すんだきっと!』

尺寸が合わないのは致し方ないが、

テンマ『…で、どうやって撃つんだこれ?引き金引いただけじゃ玉出ないの?安全装置て何?………でかすぎてグリップ握れないし…』
しむら〜、うしろ〜!

アルゴルとは他の意味で哀しい。

デフ『………道具に頼るからだ馬鹿者め…』

ラダマ編

何と、今度はラダマだ。

『今日は拙分やから、恵方巻きにお寿司を買って来てん』
すっかり主婦だ。

で、鬼登場。

デフ『丁度良い。小腹が減ったのでその寿司寄越せ』
なんと、自己防衛から追い剥ぎに転身。
身も心も鬼になったようだ。

もちろん、大人しく寿司を渡すわけにはいかない。

ラダマ『タイムセールで買うた海鮮巻きやねん。今日の晩ご飯やねん。誰が渡すか!』
デフ『何となく哀愁を感じるのはオレだけか?』

腹が減ってイライラしているのかコゲも容赦しない。

デフ『つべこべ言わずその寿司寄越せ冥闘士!』

だが、

何とラダマ、鬼の一撃を枕であっさり受け止めた。
デフ『な!?』

片手で受け止めたことよりも、枕が突然出て来た方が驚きだ。

ラダマ『自分それ、ヒュプノス様の枕叩き棒やろ?枕叩き棒は枕に吸い寄せられる習性があるねん』
見た目はただの棒切れだが、見る人には分かるらしい。枕好きには…。
デフ『磁石か!』

枕を叩くため役目の棒のため、人より枕に吸い寄せられるらしい。

デフ『…むぎぎぎ…枕から棒が離れん…』
ラダマ『枕を叩く棒で人を殴るさかい、棒が泣いとるで。枕が恋しいねん』
ジェミニのマスクじゃあるまいに。

地味に膠着状態だった訳だが、

ここで第三者が。
APラダ『うを!カアチャンピーンチ!!!!』
ラダマ『アホか!戦っとるんじゃい!ぼさっとしとらんと加勢せんかい!』

加勢…。

『加勢…加勢とな…』
火星の方で解釈しとるんじゃないかと思う。

で、

APラダ『ヒゴロノウラミィ、アーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!』
ラダマ『何でこっちやねん!』
何で海外版左之助のかけ声やねん。

で、二人あっさり倒された。

どうもラダ同士相打ちの線も濃い。
しかし海鮮巻きはちゃっかり略奪。

しかも、ラダマに至っては枕をしている。
zzz。
枕叩き棒は枕に張り付いたまま。


デフ『別の意味で哀しい連中だったぞこいつら…』

結論、節分なのに誰も鬼を撃退できませんでした。

戦利品の海鮮巻きにありつくコゲ。

『…今年の恵方、どっちだっけ?』
鬼だが一応恵方は気にする。しかし、思いっきり鬼門を向いてしまっている。

しかも、座っているのはこれ。
なんてところに尻を置くのだ。
ネタで使おうと買ったきりだ。
『酒をあんまり飲まんからな、管理人』

以上、阿鼻叫喚節分馬鹿遊戯大会でした。来年はあるのか…???

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