2010年ホワイトデー遊戯

ホワイトデーはこんな事になっていました。

双子座兄弟&ラダマ編

のっけから双子座兄弟で幕を開けるホワイトデー遊戯大会。

勿論、バレンタインの礼をたっぷりと返すためである。
後ろのカノンと言い、やる気満々だ。

だが、そこにいたのは…、

相棒のAPラダ。
『…残念ながら、カアチャンはここにはいない』


『カアチャンは今朝からからずっと出ているのだ』

本来そのカアチャンがいそうなポジションの座布団には一枚の書き置きが。

ベタベタの書き置き。

…そりゃ逃げるわな。

APラダ『しかも行き先はオレにも分からん』

尤もらしいことを言っているが、その膝に乗っているのは一体何だ?
双子座カノン『…ここにい無いことはわかった。で、その膝に乗っているのは何だ?』
言わずと知れた海龍カノンだが、
APラダ『…まあ、その、バレンタインのお返しと言うか…』
白濁液供給中。
海龍カノン『vvvvvv』

よくぞそんな真似されて冷静でいられるなAPラダと言うのはさて置いて。
怒りのサガ。
『〜我らがこの日をどれだけ楽しみにしていたかに拘らず、探すなだと…』
楽しみだからこそ逃げたに違いない。

一方こいつは白濁液供給に飽きたようだ。

海龍カノン『飲み飽きた!今度はオレの白濁液を注入してやる!』
APラダ『のおッ!』
双子座カノン『…精々好きにやってろ色情狂ども』

一方、

『おのれ〜…探すなとのことだが、絶対に見つけ出してくれるぞ』

寧ろ、イベントの前座のかくれんぼか鬼ごっこぐらいにしか思っていない。

『必ず探し出し、日付が変わるまで存分に可愛がってやる』
恐ろしい決意だ。

一足先に可愛がられている人もいる。

こちらはこちらでお後がよろしいようで。
もしかして、APラダは逃げ遅れたのかもしれない。

アイアコス編

勿論、貰ったものは必ずお礼を返さねばならない。
例えどんなものを貰ったとしても。

2010年3月14日。

『…と、言う訳で、今日が何の日か知っていますよね?アイアコス』

今日が何の日かって…。

(…?JR、各私鉄のダイヤ改正の日だよな…)
残念ながら今年のダイヤ改正は3月13日だ。

そんなもの、きれいに忘れているのがWSTアイコだが、

ミーノス『バレンタインのお礼、期待していますよ?ゴディヴァでも、ヴィタメールでも、ブリュイエールでも構いません』
構いませんの名の下に何気にベルギーブランドを羅列。
アイコ『…バレンタインのお礼か、ああ、もちろんだ…』
全く用意していないが、取りあえず話を合わせるのがアイコ。

ミーノス退場後、早速狼狽。

『しまった!そんなもん、全く用意してなかったぜ…!』
今まで全く縁のないイベントだったし仕方ない。
しかしミーノス、あんなチョコの固まりでゴディヴァ辺りを期待するのは海老で鯛を釣りすぎでないか??

そこで狼狽中断。

『…よく考えたら、あいつも共に苦労を分ち…いや、チョコを消化したではないか!』
消化にも何気に苦労したみたいだ。

そうと分かれば一直線、それがアイコ。

『ならば奴にも返礼をする義務がある!』

その奴とは?

第三の魔宮、『地球』にて童虎が再登場したぐらい予期された登場の輝火マイスだ。
『どういう譬えだコラ』

ほとほと困り果てて駆けつけたアイコだが、

アイコ『おお、ここにいたかっ…て、また同じジャージ!』
輝火『…貴様もジャージだろ』

素体が飽和状態でこれしか着るものが無いのだ。勘弁してくれ。

アイコ『テメー!そんなもん着てたらオレとキャラが被るんだよ!』
しかし、相手がどれだけヒートしていても冷静なのが輝火。
輝火『…で、何だ?また貴様はオレにジャージの話をしに来たのか??』

そこで本題復帰、

アイコ『おお、そうだった!』
このうっかりさん。

で、

アイコ『貴様もミーノスから貰ったコンクリブロックチョコを共に分かった仲だ!従って、貴様にもミーノスに返礼をする義務がある!』
輝火『…オレは誰もくれと言っていないし、そもそも返礼の義務など無いと思うのだが』
誰から目から見てもそうだ。

考えてみればアイコの言い分は結構無茶苦茶だ。
ジャイアニズムを展開。
アイコ『馬鹿め!このオレの手助けをした時点でホワイトデー返礼の義務が付くのだ!チョコだけ喰って良いところ取りは許されんのだ!』
その良いところ取りで今ままでやって来たのがWSTアイコ。
輝火『…お前、その言葉を自分で言ってて苦しくないか?』

大体、アイコの意図はお見通しだ。

(…要するに、ミーノスへの贈り物を買う金を貸せと言うことだろうな…)
ご明察。

ともあれ、

輝火『〜…お返しに贈れるものと言えば、持っていないでも無い』
アイコ『何?それはあるのか無いのかどっちだ!』
曖昧な結論は好まない、それがガルーダフラップの男だ。

ないでも無いと言う意図は、

輝火『ミーノスと言うか…本来はお前に贈るつもりだったのだがな…』
アイコ『何!?』

…………。

変な間が。

まさか…。

アイコ『バレンタインにオレがチョコを贈ったからと、このオレに礼を…。お前まさか…』
ホワイトデーの日にちは忘れても、意図はしっかりと覚えている。
輝火『何でそうなる
輝火でなくともそう言いたい。

で、輝火が持って来たのは。

何と瓶ジュースだ。

みかんジュースである。

輝火『…本来ならお前に渡す予定だったのだがな』
アイコ『確かに、ミーノスにこんなチープなものは渡せんよな』
人の贈り物を平気でチープ呼ばわり。


アイコ『で、何でオレにみかんジュースなんだよ?』
確かにジュースは何でも好きだけどさ。
輝火『…馬鹿めガルーダ、ラベルを良く見ろ!』

ラベルだって?

アイコ『ただのみかんしぼり、果汁100%ジュースではないか』
輝火『フッ、貴様、本当にこのラベル、もといブランドに覚えは無いか??』


とは言っても、ただのみかんジュースだ。


『馬鹿な、これが一体なんだと…』

覚えている人は結構凄い。

ガンギマリ。
そう、和歌山駅改札口のアレである。

効いた!

アイコ『ぎはははははは!!!!!!!!!あの麻薬みかんかよ!』

和歌山編は輝火不参加、…と、言うか発売すらされていなかったのはスルーして、

輝火『そうだ!飲むと麻薬作用があると言うアレだ!』
更に追い打ち。
アイコ『ひー!腹痛ぇー!!!!!!!』

看板の女の子がインパクトあるだけで、勿論麻薬作用なんかありませんよ。

してやったりの輝火。
『…フ、やはり思惑通り屈したか』
どうやらネタのリトマス試験紙だったようだ。

散々笑ったアイコ、

アイコ『いやあ、笑った笑った!良いなそれ,インパクトあるしミーノスへのプレゼントに使えるだろう』
輝火『…何?これをミーノスに本気で渡す気か??』
何だか、何でも良いと取れなくはない。投げやりなアイコ。

結果は、

皆さん御察しの通り。
ミーノス『私への贈り物がよもや、こんな粗末なみかんジュースとは…!』
やっぱり駄目か。
輝火『粗末とは何だ。380円したんだぞ』
それも期間限定で。

これまたお後がよろしいようで。

オマケ

それからミーノスにどんな目に遭わされたかさておいて、

アイコ『みかんジュースのお礼だ!これは不味いルートビアの中でも一番不味いんだ!』
悪意なのか純粋なお礼なのか判断に迷うところである。
輝火『気持ちは有り難いのだが…ノーサンキューだ…』

更にオマケ。

最早ネタの実験場。
ラダ&カノン『うあーはははははははは!!!!!!!みかん、みかんしぼり!!!!!』
特に海龍カノンのツボにヒット。
海龍カノン、和歌山編は独壇場だったからなあ。

これで何と2名撃破。

輝火『…フ、これが冥界三巨頭や海将軍の筆頭にして神の簒奪者か。敵ではないな』
ただし、他の旅行記レギュラーメンバーのラダマやサガにこれが効くかは謎。
特にパンドラ相手に発動させた日にはエラいことになると思う。

そしてラダマは一体どうなった?

ページの先頭へ戻る
前のページへ戻る次のページへ行く
メインのページへ戻る