2008年双子座誕遊戯。

今年は祝ってしまいました5月30日。
毎年看過していたのにね。やはり、今年は双子座とタメになったからでしょうか。
まあ、連中海に入ったり温泉に入ったり尼僧服着たりと、
結構危険な任務に挑んでおられるので労いの意味も込めたつもりでしたが…。
結果的に危険な任務のレパートリーが増えただけでした。

また、編集時間の都合と当人のテンションもあり、
ラダ誕のように凝った造りでもありませんし、
登場人物も極僅かです。
ウチには双子座8人もいるのに何やってんだ。

まあ、プチ誕の延長のようなものでしょうか。ケーキはでかいけど…。

ともあれ本題。

今年も5月30日が来てしまいました。
『これで私も28歳になった訳か…』
去年も、来年も28歳だろ。

ツッコミはさておきとして、

『おのれシオンの奴、折角の私の誕生日だと言うのにこんなに遅くまで仕事をさせおって』
それはわざとだとしか言いようがありません。
しっかし当人のいないところでは平気で奴呼ばわり。

そこに、

ラダマイス『おおサガ。仕事ご苦労さん』
サガ『ああ、全くご苦労だった』
変な日本語…。

隣に座る。

ラダマイス『結構遅なったな』
サガ『ああ全くだ』
収録が遅くなったのは管理人の手落ちです。

まあ、さしものラダマイスもこの日が一体何か知らない訳がないが、

早速来た。
サガ『…ところで、今日が何の日か知っているだろうな?』
知りませんと突っぱねてしまいそうになるが、
ラダマイス『そう言えば次のキャンペーンはアテナになるらしいな』

誰がそんな話ここで聞くか!

サガ『…当然、お前からの相応の贈り物は期待しているぞ?』
ラダマイス『女神の降臨で何かと大変だが、ウチにだってパンドラ様がいる、
同病相哀れむと言うか、まあお互いに頑張ろうや』
見ていて訳が判らん程話が食い違っている。

………。

いよいよ話を逸らすのも無理かと思ったのか、
ラダマイス『…判ってる。ケーキは用意してある』

ケーキだと?

サガ『私は甘いものは好きではない。…さあ、何処から戴いてやろうか?』
ラダマイス『いやでも、折角ケーキを用意したんだからさ…』
サガ『聞く耳持たぬわ』

お酒にしとけば良かったかな?

ラダマイス『ケーキ、折角買って来たのになあ…』
何と、拗ねてしまった。

それはそれ、

サガ『ケーキはケーキで後で戴く。その前にお前を食べさせろ』
自分で入力して恥ずかしくなるほど実直だなあこの人。
ラダマイス『…とか言って、ケーキ喰う気も無いくせに…』
これでは何時もと変わらんではないか。

ならば、

シスターカノン『ではそのケーキ、私が戴こう』
出たよ。

大概この人は登場のタイミングが決まっている。

シスターカノン『ケーキの後には勿論お前も戴くぞ?』
ラダマイス『…順番が変わっただけじゃないか』
サガ『失せろカノン!貴様にくれてやるケーキは無い!』
今まで関心無かったのに、ここに来て突然独占欲発生。

ま、双子だし誕生日一緒だからなあ。

ラダマイス(今まで要らないって言ったくせに…)
顔は酷いくせに何故かモテモテの旧ラダ。
やはりここがWSTだからか…。
ともあれ、呆れ顔が板についてる。

そのまま双子座兄弟で口論勃発。

ラダマイス『連中には付き合ってはおれんわ』

で、ケーキ到着。

双子座兄弟『…でか!』
二人ともプチ誕の延長のようなものかと思っていたようだ。
ラダマイス『お前の誕生日だから特別に奮発したのだ』


このでかさに双子座騒然。
ラダマイス『…まあ、オレからの気持ちだ』

互いに『お前』が当然自分のことだと思っているのはお約束として、

ラダマイス『特にサガにはホワイトデーのお礼とかもあるしな』
しかし、箱の銘柄が気になるのか二人して聞いちゃいない。
サガ&カノン『………』


どうやら二人して、銘柄の"GOKAN"の文字が気になるようだ。
シスターカノン『兄上、これは…』
サガ『うむ、これ以外考えようが無いな…』
ラダマイス『?』

何とナイスな間違い。

双子座兄弟『…強姦?』
ラダマイス『五感!お前ら、どんな日本語感してるんだ!!』
今すぐシャカを呼んでその五感を全て剥奪してやろうかと思う。

名前はさて置きとして、

ケーキを披露。
ベタな"happy birthday"のプレートがまさにラダマンテイスト。


今回は"GOKAN"でケーキを買いました。


上のフルーツとバラに惹かれたのです。

と、言う訳で。

シスターカノン『ケーキとラダマンティスは私が戴いた。
お疲れのようだから兄上はゆっくりと休養を摂られると良かろう』
何たる慇懃無礼。
サガ『カノン貴様、言わせておけば…!』
どうでも良いけど凄い背中だな、サガ。

早速痴話喧嘩。

サガ『私のラダマンティスから手を離せこの間男シスター!』
あ、また渾名が増えた。
シスターカノン『やかましい!そもそも私がいない間の代用だったくせに!
双子座&翼竜カップリングと言えばカノラダなのだ!代用は引っ込んでおれ!』
背後からラダマイスをホールドして何たる物言い。

双子座&翼竜カップリングと言いましたが…、

ラダマイス『…だったらAPラダちゃうのかな?あっちの方がラダマンティスに似ているし』
シスターカノン『…フ、あれは海竜のものだ。それに私はお前の方が好みだ』
一万人に一人はこう言う奴が現れる。
サガ『………』
地顔でにやけるカノン、ナイス。

あ、何か出て来た。

サガ『…そうかカノン貴様、星の砕ける様を拝みたいようだな…』
サガは一度怒らせると後々大変だ。
ラダマイス『…ぜ、絶対APラダのほうがええで!冥界編と言えばあいつやし、
ちょっと抜けてるけど良い奴やし、手抜きやけど家事はできるし、
チビに翻弄されてるけど面倒見の良い奴やし!』
何だか強盗相手に説得を試みる人質のような心境だ。
シスターカノン『…結局、それは褒めているのか?』
ブチ切れかけてる兄貴に対して何たる余裕。

と、そこに、

お手製黒サガ状態のサガ。ちなみに最上級にヤバいのは闇サガ。

こんな連中が、

APラダ『解ってる解ってる、ケーキ喰わせてやるから!』
海竜カノン『その言葉に偽りは無いな?もしオレの期待するようなケーキではなかったら、
骨の髄までお前を喰うぞ?…ワイバーンの肉は滋養になるらしいからな』
何処からそんな胡散臭い情報を。

WSTでは結構おざなりなカップリング、海竜カノン&APラダだ。
双子座兄弟『………』
海竜カノン『…何だ貴様らは?』


海竜カノン『…確かにケーキはあるが、何だこの鬱陶しい面々は?』
サガ『鬱陶しいのはお互い様だカノン、ここはお前の来るところではないぞ』
招かれざる客がまた増えた。

今度は兄弟喧嘩勃発。

海竜カノン『招かれざる客はどっちだ?
誕生日が一緒だからと人のケーキまで戴こうとは良い度胸だな!』
サガ『食い意地だけは一人前だな貴様は。
幾ら誕生日が同じだからと、人のケーキにまで集ろうとは良い度胸だ!』
何だか二人で文句が同じだ。
ちなみに、二人が喧嘩を始めるとシスカノは必ず身を潜めて共倒れを待つ。
サガ『私のケーキに近付くな!』
海竜カノン『たわけ!オレのケーキだ!』

ラダマン衝撃の事実告白、

ラダマイス『実は、相棒と割り勘で買ったのだ…』
APラダ『つう訳で、皆で仲良く分けてくれないかな…』
サガ&カノン『…何!?』

それって、手抜きじゃないのか?

カノン『ふざけんな!こんな奴らとシェアはごめんだぞ!』
サガ『私のために買ったケーキではないのか!?』
ラダマイス『…お前、最初は要らん言うてたじゃないか』

結局腹を括った海竜カノン。

海竜カノン『ちっ、しゃあねえなケーキはオレが貰うからお前らとっとと失せろ』
どの辺りがしゃあないのか。どの辺が腹を括ったのか。
サガ『貴様こそ失せろカノン!』

これがカノン同士の連携。

シスターカノン『…では、ケーキは惜しいがラダマンティスは私が戴こう』
だったらサガは手ぶらになる。
サガ『いい加減にしろこの背後霊シスター…!』
また渾名が。
ラダマイス『そう言えば、何時まで人の背中に抱き着いとるねんお前』
背後霊はあながち外れではない。

どうにか解放。

サガ『連中、どうにかならんのか?』
ラダマイス『いや、自然発生的に湧いて来たと言うか…』
双子座誕なのだ、もう少し広い心を持とうよサガ。
その隣で海竜カノン、
『…シスター、少し耳を貸せ』

そこで耳打ち、

海竜(…この際だ、あのサガを二人掛かりでやっつけんか?
…で、オレはケーキを、貴様はあのロボマンティスを戴く算段でどうだ?)
ロボマンティスって…。

悪くはない条件である。

シスター『…確かに、悪くはないな』
ロボマンティスの発言は気になるが。
普段は仲が悪いが、共通の敵ができると団結する。

一方APラダは、

APラダ『………』


APラダ『…なあカアチャン腹減ったー。
あのケーキ分けてもらっていいかな?』
ラダマイス『アホ抜かせ。あんなに意地汚い連中が分けてくれる訳ないだろ』

そこにサガ、

サガ『少しぐらいなら分けてやっても構わんぞ』
ケーキの采配は我にあり。
それもその筈、この人撮影中にケーキ目掛けて派手にダイブしてくれました。
プレートのお陰で写真には写らなかったけど。
そんなにまで弟に分けてやるのが嫌か!
…の、背後にカノン二人、
『良いか。今の隙に一斉に襲うぞ…』
何か、気付いていそうないなさそうなロボ…いやラダマイス。

で、一斉に襲い掛かった。

サガ『…何をするカノン!』
海竜カノン『やかましいサガ!その命頂戴するまでだ!』
物騒な兄弟だなあ全く。

…が、結果は、

三つ巴カウンター。
疲れがピークだったのかもの凄いやる気の無い構図。
手を組んだように見せかけて、もろに裏切るシスターカノンが何とも。
そうこの人、ケーキもラダマンも欲しいからな。
ラダマイス『………』

…で、全員自滅。

ラダ『………』

何だかお約束なオチです。

ラダマイス『…じゃ、トウチャン。二人で食べよっか』
APラダ『…だな』
お後がよろしいようで。

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…やっぱりやめとこ。