三巨頭+α in鞍馬-貴船温泉巡り。

『鞍馬口ー九十九折参道編』

去る2008年6月中旬。よりによってタナトス様のご生誕の日、
管理人は午前中京都に用事があり午後からフリーだったので、
兼ねてより行きたかった鞍馬山に行って来た。

鞍馬山って、知る人ぞ知るパワースポットらしいですね。
パワースポットって言うのは気に満ち溢れているところのことで、
霊感のある人(…て言うのかな)が行くとパワーを得られるのだそうです。

最近、心身共に疲れているし今後の就職活動に備えてそのパワーにあやかろうと思った訳ですよ。
鞍馬温泉、行きたかったし。
どちらかと言うとそっちが狙いだろう、DAWN。

ここで注意書き。
登場人物が多すぎるためか日帰りであるに関わらず5ページに渡る長編です。
また、収拾が付かなくなるのでチビチビ軍団は持って来ていません。

ともあれ本題。

用事を済ませた管理人は11時半に京都を出て市バスで出町柳まで行き、
そこから叡電で鞍馬山に向かったのだがこれが結構時間が掛かる。
…実は所持金が少なかったので今出川河原町まで引き返して
金を下ろしに行ったのが大きいのだが。
これなら今出川で降りておけば良かったと小一時間。

まあ、カリカリしても始まらない。

今出川でお金を下ろした後は再び出町柳に向かうのだが、
橋を使わず飛び石で高野川を渡ってみた。

その日は梅雨入りしていると言うのに晴天でした。

この飛び石だが、一部水没しかかっているところや
結構間隔があるところがありちょっと辛い。
フ、だが今日の私はサンダル履きだしカメラも当然防水だ。
が、携帯とiPodはその限りではない。
くわばらくわばら…。

で、

駅に向かうと間もなく鞍馬行きが発車するらしい。
待ってくれ、昼飯を買う時間は!?

つべこべ言わずに乗る。
 
叡電名物、パノラマ車窓。
しかも座席が窓に向けてあるので、乗客は悠々と外を見られるのだ。
京都府民だが叡電は滅多に乗らんからな。
10年程前に精華大のオープンキャンパスに行ったきりだよ。

電車で揺られること30分、

いよいよ鞍馬が近付いてきました。

パノラマ車窓の醍醐味。

目の前まで新緑が迫って来る。
これが秋だったら迫力のある紅葉が見られるんだろうな。

で、

鞍馬に到着。


京都府民だが鞍馬に訪れたのは実に23年ぶり。
『鞍馬駅と私』をやりたかったが人がちらほらいるので、やめ。

駅の隣にはこんなオブジェが。

これはまた立派な鼻ですなあ。
小鼻が無いとかそう言うナンセンスなことは言わない。
『天狗面とサガ』をやりたかったけど人がちらほらいるので、やめ。
何でサガ…。


風情のある鞍馬の町並み。
晴天とは言え6月の平日なのかガラガラ。

で、

程なく鞍馬寺到着。
ここに来るのは実に23…。
ともあれ、1ラダに相当する。

暫く歩いてみると…、

こんな案内が。
上れと言われたら上ってしまうのが性。
何よりも魔王の滝が最強に気になる。
シューベルトかよ。鱒でも泳いでんのかな。

先ずは、

放生池。
鯉が泳いでました。


吉鞍稲荷。


鳥居の上には石が積まれていました。

先攻はこの人だ。

『稲荷境内と私』

…で、これが、

『魔王の滝』
魔王だなんて凄すぎる名前だが、名前負けしている感も拭えない。


(せめて華厳の滝クラスのスケールは欲しかったぞ)

でも、

せせらぎと木漏れ日がとても神秘的でした。
鱒はいなかったけど。

で、滝の方はと言うと…。

…だそうです。

修行で命を落としては世話無い。

『…成る程。落ちて来るのは何も水ばかりとは限らんとうことか。
流石は魔王の滝。油断がならんな』
とか言って、煩悩払いと称してにサガに勧めようとしている。

さて、凄く良い感じの滝なのでここでお食事タイム。

あらゆるものを買いそびれたので先程の土産物屋で饅頭を買って来た。
何だかシブすぎる包みだ。


中身はこう。
とち餅、シソ餅、よもぎ餅の三兄弟。
添えられた葉っぱが粋。
よもぎ餅が美味かったです、はい。
飲み物はチェ●オの緑茶を買ったのですが、
これが仰け反る程不味かった…。

お餅で小腹を満たした後は、

白羊宮…。いえ、由岐神社です。

流石は鞍馬が誇るサンクチュアリー、

神社の後ろには三本の杉の巨木が聳えており、
何とも不思議な雰囲気を見せている。


この杉、大きいなんてものじゃない。


ちょっと触ってみたかったが、触るなと書いてあった。
ケチだのう…。


さて、ここが神社本殿。
天狗みくじに少ーし後ろ髪引かれる。

更に少し歩くとこんなものが。

鞍馬山全体のテーマらしいですね。

その像とは、

こんなオブジェだ。
意図は判らんでも無いが、何だか大阪の中の島公園のオブジェ群を思い出してしまった。

………、

『ムウの奴、宮の中に妙なオブジェ作ってるな』
いや、だからここは白羊宮じゃないって…。

九十九折参道を行くサガマイス。

今度はお兄ちゃん登場。
しかし、閑季とは言え観光客はちらほらいるので油断はならない。

で、中門に到着。

おおこれが金牛宮…て、ショボイな。

その中門の脇を見たらば、

石が積んでありました。

木漏れ日と苔むした石がいい感じだったので。

今度はAPラダ登場。

これまた大きく出ましたな。

石の祠も置いてありました。

かつての神様の住処だったのでしょう。

折角の遊戯だったが、

こんな立て看板が。

マムシだと!?

『ええ!?』
ワイバーンなのにマジビビリ。
でもまあ、ハブより48倍マシですよ。

さて、本筋に戻る。

大体ここが本殿と神社の間の中間地点みたいだ。


『本殿まで400m弱。フ、楽勝だな』

ラダマイス登場。

『…それ、標高やったらシャレならんよな』
そうでないことを祈りたい。

さてここで、

道が二つに分かれていた。

さあどうする?

『こっちだ!』
明らかに小さい方の石段を選択。

落ち葉積もってるぞ、その道。

『そんな道使たら遭難するぞ阿呆!』
久しぶりに阿呆と言ったような気がする。

で、その道ですが。

立ち入り禁止なのか鎖が掛かっていました。

残念。

まるでチビラダのごとき悄気っぷり。

やれやれと言ったところでふと気付くと、

『………』


1本1本に金壹百円と書いてある。

それがずらっと続いている。

壹百円=100円と言う計算で良いのだろうか?

と言うことは100円奉納したら立ててもらえるのか?

『…そんなに安いわけないやろ』
しかも、段数と共に100円、200円と数えてしまう。
謎は深まるばかりだ。


九十九折と言うだけあって延々続く。

九十九折の道中こんなショッキングなお知らせが。

ショッキングとは言えケーブルカーに乗る木は毛頭無いが。

で、多宝塔への道の朱の灯籠がいい感じだったので。

ミ様と撮影。
やっぱり、ミ様には灯籠だ。


『空気が乾燥していて清々しいですね』
うん。梅雨とは思えない。

撮影をそこそこに上を目指す。

さあ、本殿までもう少しだ。


大分見晴らしが良くなって来た。

いよいよ本殿到着だ!

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