箱に閉じ込められたまま粗大ゴミ送りにされた双子神の運命やいかに。

のっけからこいつだ。

星矢『おい!良いものを見つけたぞ!』
何と、アテナの聖衣を持って帰還。

良いものだと?

紫龍『…して、それは何だ?』
星矢『…今日ゴミを捨てに行ったらさ、粗大ゴミ置き場でアテナの聖衣を見つけたんだよ!オレと同梱されてた筈なんだけど気が付いたらどっか行っちゃっててさ。来月アテナ降臨だからマジでどうしようかと思ってた頃だったんだ』
どうやらアテナ降臨でそれなりに慌てて探していたようだ。

気が付いたらどっか行ったの件は気になるが、

紫龍『良かったではないか!これで安心してアテナをお迎えする事が出来るな!』
星矢『ああ、一時は沙織さんにどんな目に遭わされるかと思ってマジびびりしたぜ』
とんでもない恐れられ方をしている。
それで良いのかと言いたげな一輝が何とも。

ついでに、

星矢『こんな箱も落ちてたんだ』
それは…。

………。

紫龍『…かなり年期ものの箱だな…』
そりゃあ200年落ちのアンティークですから。
気が付きゃ氷河まで集まって、これで青銅三馬鹿集結である。
星矢『菓子箱か何かかな?』
タナトスと言い何故お菓子と言う結論に行き着くのか。

で、開けてみた。

一同『!』

細かいエフェクトは省いて、

こんなのが出て来た。


タナトス『…お前達…』
星矢『………』


ヒュプノス『…我らを箱から出してくれて礼を言うぞ』
紫龍&氷河『………』
例と言う割にエラく尊大だ。

何、そのポーズ?とまず突っ込みたいが、

星矢『…あんた達、一体誰?』
双子神『何!?』
青銅共にすっかり忘れられている。

そりゃあその格好だもんなあ。

ヒュプノス『…貴様、よもや神である我らを忘れたと抜かすか!』
星矢『…んー。何か色んな相手と戦ってるからいちいち覚えてないや』
何とも贅沢な発言。


タナトス『こいつはさておき、土壇場の展開であの手この手を使って7週間も引っ張ったこのタナトスを忘れたと申すか!』
そりゃあもう遠隔操作で身内を殺そうとしたり、黄金聖衣を砕いたりの大盤振る舞い。
星矢『あの辺は読者離れがかなり進んでて、よく覚えてないんだ…』
どういう基準だ。

そこに助けの船が、

氷河『ほら、冥界編の終わりの方で出て来た、『オレを凍らせるには絶対零度の数百倍の凍気が必要』とか訳の分からない事言ってた神様だろ星矢』
星矢『あー、何か思い出して来た。で、絶対零度の数百倍の凍気って何だ??』
相棒の頭の悪い発言に仰け反るヒュプノス。
タナトス『…それは今となってはオレにも分からん…』

で、

氷河『タナトスの方はさておき、あんた誰?』
ヒュプノス『この私は忘れたままか!?』
タナトス『お前、存在感なさ過ぎ!』
仰け反って大笑い。

確かに戦闘を好まない故か出番は恐ろしく少なかった。

ヒュプノス『短慮なタナトスとは訳が違う、このヒュプノスを忘れただと!?』
氷河『なんて言うか、タナトスに似ているが何していた人か全く思い出せん』

人間、死と共に恐れるのは忘却される事だと言う。こいつら神だが。

何だか必死だヒュプノス。そりゃあ自分だけ置いてけぼりは焦るだろう。
ヒュプノス『ほら、窮鼠猫を噛むとか警告していただろう!』
星矢『…急須がなんだって?お前、お茶汲みとかしていたのか?』
タナトスと並ぶ頭の悪さ。こりゃ駄目だ。

で、やっと思い出した。

氷河&紫龍『ああ思い出した!神聖衣纏ったオレ達に二人掛かりでボコボコにされた神様!』
ヒュプノス『そうそう!』
どういう話の合わせ方だ。
唯一話に付いて行けない星矢だけが斜めに傾いている。

気が付けば世間話モード。

ヒュプノス『女神の聖闘士は一対一がモットーなのに、二人掛かりってどうよ?』
思い出したついでにさらりと抗議。
紫龍『相手が人間ならばともかく、神は論外と言うか』
氷河『女神救出が掛かっているから仕方が無かったんです』
言いたい放題。

管理人アニメ見てないけどさ、

氷河『全くもう。額の星が違うからなかなか気付けなかったじゃないですか』
原作では六芒星だがアニメ及びマイスは五芒星だ。
ヒュプノス『…う…、これは宗教的配慮があってだな…』
世界的なマーケットを意識して敢えて変えたそうです。

相手が誰か分かったところで、

星矢『お前ら、神様だったら出してくれたお礼に何か願いを叶えてくれるだろう?』
双子神『…な?何!?』
箱から出した恩の押し売り。

人間が神にするお願いは大体これ。

星矢『オレ、大金持ちになってパリス・ヒルトン並みのセレブな生活がしたいんだ』
タナトス『無茶言うな!』
ヒュプノス『パリス・ヒルトンなんて意外に趣味悪いなお前!』
指摘するところはそこか。

神だからと言って万能と言う訳ではない。

紫龍『星矢、八百万の神に無茶な願い事をするな。そう言う事はお金の神様に頼め』
要するに、各神によって得意分野があると言う事です。

主な取り扱い項目は眠りと死だもんな。

星矢『ちぇ、役に立たない神様だなあ。だったら元に戻すか』
双子神『ま、待たんか!』
神様すら役立たず呼ばわり。ある意味最強だ星矢。

神様うろたえまくり。

タナトス『ま、待て、折角だから一発芸を見せてやろう!』
ヒュプノス『タナトスまさか、新年会までとっておく予定のあれをやるのか!?』
タナトス『また箱に閉じ込められては叶わん。やるぞ!』

芸だって?

まさかお礼が一発芸になるとは、
タナトス『良いか小僧共、これは滅多に見られん神による神のコントだぞ?』
ヒュプノス『まさか、よりによって青銅相手にコントを披露する羽目になるとは…』

と、言う訳でコント開始。

タナトス『…ではコント』
ヒュプノス『ボクシング!』
何気に息が合っている。
ひとまず拝見しているが例の箱を抱えたままの星矢。結構抜け目が無い。

コント開始。

タナトス『ああー、今度のボクシングの試合、必ず勝てますように』


タナトス『神様、お願いします。今度のボクシングの試合、必ず勝たせて下さい!神様、お願いします!神様!!』
ヒュプノス『………』


ヒュプノス『私は神だ!』
タナトス『!?神様?』


ヒュプノス『よろしい、次の試合、そなたを勝たせてやろう』
タナトス『…ええ?』


ヒュプノス『神よ、地球上の生きとし生ける全てのものよ、彼に力を与えたまえ』
タナトス『おお…力が…』


タナトス『力が…、力が漲る…!』


タナトス『力が…おおーッ!』
星矢『………』

パーカーを脱ぎ捨てた。

タナトス『…私だ!』
ヒュプノス『お前だったのか!』


タナトス『また騙されたな!』
ヒュプノス『全く気付かなかったぞ!』

で、

タナトス『暇を持て余した』
ヒュプノス『神々の』
タナトス『遊び』
星矢『………』

元ネタは言わずと知れたモ●スターエンジンのアレだ。

多分、私の他にこの二人でこのネタをやらせようとしたものは日本全国で50人ぐらいはいると思う。
で、マイスで実行に移したものは2〜3人はいる、筈…。


………。

判定、

紫龍『…星矢、元の場所に戻してしまえ』
星矢『…それもそうだな』
氷河『あやまれ、お前らモンスターエ●ジンにあやまれ!』
タナトス『何ーッ!!!!!』
ヒュプノス『一世一代の一発芸だと言うに!』
結構青銅は手厳しい。

以上、年末年始コント大会でした。

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